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レッスン

トラブルに巻き込まれたときのコースマネジメント 「攻めるか、安全策か」の決断が大事

2025年5月28日(水)午後5:44

 大西魁斗選手、清水大成選手、木村太一選手から、それぞれのスイングに対する考え方やコース攻略法を学んでいる「テクゴル男子プロスペシャル」。ラウンドレッスンのパート3では、イーストウッドカントリークラブの13番、574ヤードのパー5でプレーを紹介します。

 同ホールは、距離があるだけでなく、ティーショットは右ドッグレッグ、セカンドからは左ドッグレッグになる難コース。ティーショットでは右が崖、セカンドショットからは、右がOB、左にグリーンまで続く池があるという厳しいレイアウトになっています。

 ティーショットは、清水選手、木村選手は左のラフへ。大西選手は球がつかまり過ぎて左サイドの林へ入ってしまいました。

 最初にセカンドショット打つのは大西選手。

「目の前に木があるので、3Iで木の上を狙い、さらにスライスをかけてフェアウェイを狙うか、それとも3打目勝負で横に出すか。迷うところではありますが、ラフからはスライスがかかりづらく、そうなると左サイドの池に入ってしまう危険性が出てくる。だから、このケースでは横に出します」(大西)

 まずは7Iのハーフショットでフェアウェイに運びました。

 そして問題の第3打。残り235ヤード。少し打ち下ろしですが、やや強めの向かい風。

「左サイドに池があり、短いクラブを持つと左に引っかけてしまう危険性が出てくるので、3Wを軽めに打ってグリーンを狙います」(大西)

 その言葉通り、3Wから繰り出されたボールはナイスショットで、グリーンをオーバーして少しこぼれたものの、ほぼオンといってもいい位置に止まりました。

 続いて木村選手は左サイドのラフから。残りは203ヤードで目の前の木が少し邪魔になるという状況。ここで木村選手は4Iを手にしました。

「低いドローで狙います。乗せたいという気持ちはありますが、左サイドの池には絶対入れたくないので、右サイドのガードバンカーでもOKのつもりで打ちます」(木村)

 ボールを曲げづらいラフですが、目の前の木を避けるために、木村選手はあえてドローを打つことを選択したのです。その狙い通り、しっかりフックがかかりグリーンオンとはならなかったものの、ボールをグリーンの手前まで運びました。

 その狙いは違ったものの、自分のやりたいことをしっかり考えて結論を出した2人。考えてプレーするということを、アマチュアにも大いにマネしてもらいたいところです。

(次回に続く)

★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #137」より(放送・見逃し配信中)
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