レッスン
曲がるラインもショートパットも打ち出したい方向にフェースを真っ直ぐに合わせることが大事
2025年7月16日(水)午後1:07

今回は、パッティングの悩みに答えるレッスンです。まずは長尺パターを使って、正しいパッティングストロークを覚えるためのドリルを紹介しましょう。
長尺パターというのはご存じの通り、重量があるので、体幹を使ってのストロークが覚えられ、正しい打ち方が身に付きます。
練習の際は、次の順序で進めてください。
【ドリル1】
グリップを胸に付け(ルール上はNGですが練習なのでこの方法でOK)、左手1本でパターを持って体幹の動きでストロークします。動きに慣れてきたら実際にボールを打ちます。
【ドリル2】
次に右手を添えてストロークします。
【ドリル3】
いつも使っているパターに持ち替えて、最初はクロスハンドで握り、最初に右手を離してストローク。このときも体幹を使い、お腹がねじれるくらいの感じで振りましょう。打てるようになったら、両手で握ってストローク。
【ドリル4】
最後にいつもの握り方でグリップし、右手1本でストローク。そのあと両手でグリップしてボールを転がします。
この練習をすることで球の伸びが良くなり、ショートパットのカップイン率が格段に上がります。
続いて、曲がるラインを苦手としている人へのレッスンです。
曲がるラインを苦手としている人は、読みが浅いのと、狙ったところに真っ直ぐ打ち出せていないケースがほとんどです。だから、実際にカップを狙うときは、自分が思ったよりも深いラインでターゲットを設定することと、そのターゲットに真っ直ぐ打ち出すことを意識しましょう。
最後に、1~2mのショートパットのカップイン率を上げるためのドリルです。
ショートパットの場合は、狙ったところに打ち出すことができればカップインの確率は確実に上がります。それを実現するために、次の順序で練習をしてください。
【ドリル1】
誰かに後ろからラインを確認してもらい、スティックなど棒状のもので、パターの上(空中)でその方向を指してもらい、そのライン通りに打ちます。
【ドリル2】
次に、打ち出す方向にティー2本を刺してゲートを作り(ゲートの幅はパターフェースの幅ぐらい。また、ゲートはボールのすぐ近くに作るのがポイント)、このゲートに対してフェース面を平行に合わせストロークをします。
【ドリル3】
慣れてきたら、ボールからゲートまでの距離を徐々に伸ばして練習をします。
以上です。また、実際のラウンドでは、打ち出す方向にボールの線を合わせ、その線に対してパターの線を直角に合わせれば、フェース向きの狂いが少なくなります。
現在のパッティングにおいては練習でも本番でも、メカニカルに感性を殺す手段が有効とされています。日々の練習でも、ターゲットに対しスクエアに構え、ボールを真っすぐ打ち出す練習を積むようにしましょう。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #141」より(放送・見逃し配信中)
長尺パターというのはご存じの通り、重量があるので、体幹を使ってのストロークが覚えられ、正しい打ち方が身に付きます。
練習の際は、次の順序で進めてください。
【ドリル1】
グリップを胸に付け(ルール上はNGですが練習なのでこの方法でOK)、左手1本でパターを持って体幹の動きでストロークします。動きに慣れてきたら実際にボールを打ちます。
【ドリル2】
次に右手を添えてストロークします。
【ドリル3】
いつも使っているパターに持ち替えて、最初はクロスハンドで握り、最初に右手を離してストローク。このときも体幹を使い、お腹がねじれるくらいの感じで振りましょう。打てるようになったら、両手で握ってストローク。
【ドリル4】
最後にいつもの握り方でグリップし、右手1本でストローク。そのあと両手でグリップしてボールを転がします。
この練習をすることで球の伸びが良くなり、ショートパットのカップイン率が格段に上がります。
続いて、曲がるラインを苦手としている人へのレッスンです。
曲がるラインを苦手としている人は、読みが浅いのと、狙ったところに真っ直ぐ打ち出せていないケースがほとんどです。だから、実際にカップを狙うときは、自分が思ったよりも深いラインでターゲットを設定することと、そのターゲットに真っ直ぐ打ち出すことを意識しましょう。
最後に、1~2mのショートパットのカップイン率を上げるためのドリルです。
ショートパットの場合は、狙ったところに打ち出すことができればカップインの確率は確実に上がります。それを実現するために、次の順序で練習をしてください。
【ドリル1】
誰かに後ろからラインを確認してもらい、スティックなど棒状のもので、パターの上(空中)でその方向を指してもらい、そのライン通りに打ちます。
【ドリル2】
次に、打ち出す方向にティー2本を刺してゲートを作り(ゲートの幅はパターフェースの幅ぐらい。また、ゲートはボールのすぐ近くに作るのがポイント)、このゲートに対してフェース面を平行に合わせストロークをします。
【ドリル3】
慣れてきたら、ボールからゲートまでの距離を徐々に伸ばして練習をします。
以上です。また、実際のラウンドでは、打ち出す方向にボールの線を合わせ、その線に対してパターの線を直角に合わせれば、フェース向きの狂いが少なくなります。
現在のパッティングにおいては練習でも本番でも、メカニカルに感性を殺す手段が有効とされています。日々の練習でも、ターゲットに対しスクエアに構え、ボールを真っすぐ打ち出す練習を積むようにしましょう。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #141」より(放送・見逃し配信中)
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