【レッスン】「プレ男レッスン」実際にやってみたvol.04 自分の癖を利用する 編
2015年6月1日(月)午後7:45
5月から新しくスタートしたレッスン番組、「プレ男(メン)レッスン」。
選ばれたプレミアムな男による、上達への厳選メソッドを紹介します。
今月の「プレ男(メン)」は、ツアープロコーチの植村啓太氏。ジュニア時代から指導をする古田幸希プロをゲストに、古田プロも実際に行っているという練習法が登場します。
第4回のテーマは「球筋からスイングを作る」。自分のスイングを把握し、それをコースで応用する方法について紹介されました。
人気コーナーの“プレミアムなコク"ではアマチュア向けに「自分の癖を利用する」というアドバイスも。そこで今回はアプリユーザーが自分の癖を利用してラウンドしてみたらどうなったかを検証してみました。
今回、「プレ男(メン)」メソッドを試してくれたのは、東京都の菅沼昌喜さん。昨年の年間ラウンド数は12回、スコア管理アプリ「GOLF NETWORK PLUS」の平均スコアは「102.09」の月一ゴルファーの方です。ゴルフは大好きで練習も週に一回通われてるということですが、ドライバーのスライスがお悩みとのことです。
★今週のGN+ゴルファー★ 菅沼昌喜さん
年間ラウンド数:12回
練習場回数:週1回
GN+平均スコア:102.09
直近のスコア:104
今の悩み:大きなプッシュスライスでスコアを崩すことがる
よく使う機能:スコア分析のボギーオン率チェック
スイングではなく、球筋をイメージする
植村啓太コーチ最終回となる今回のメソッドは、より実戦的な「球筋がスイングを作る」です。
多くのアマチュアゴルファーは、真っ直ぐな良いショットを打とうとしていると植村コーチは指摘します。きれいなスイングだけを意識すると結果が悪くなりやすいのです。
ホールの左右、どちらがダメで、どちらが狙いやすいかなど、コースの情報から考えて必要な球筋を考え、それに応じてスイングも変わるといいます。いいスイングをイメージするよりも、球筋をイメージすることが大切です。
そして、真っ直ぐ打とうとするよりも、自分の癖を利用してみることを植村コーチは勧めます。「右にいったら、もう少し左に行くよう」になどと、ラウンド中に試行錯誤しながらスイングをいじっていては、それで一日が終わってしまいます。スライスならスライスを上手く利用してコースを攻めることがスコアアップに繋がります。
ラウンド中にでるスライスに悩んでいるという菅沼さんには、あえてスライスでコース攻略することにチャレンジしてもらいました。
「以前からスライスに悩んでいます。症状はドライバーだけで、アイアンではむしろドロー回転になります。大きなプッシュスライスがでてしまうと、パニックになってしまい、ダブルボギー以上になることが多いです」という菅沼さんでしたが、果たして結果は!?
【プレ男レッスンを実践する菅沼さん】
「これまではプッシュスライスが出ると、なんとか修正したいと思っていましたが、プレ男レッスンを見て、スライスが出ても良いと思ってラウンドしました。その結果、ティーショットでの緊張やストレスがなく、気持よく振り切れたのが印象的でした。」(菅沼さん)
【スライスをイメージすることで気持ち良く振り切れるようになった菅沼さん】
「スライスが出たらどうしようと考えながら打つのではなく、スライスがでればイメージ通りのナイスショットなので、気持ちが楽です。池やバンカーなどのハザードがあるときでも怖がることなく、しっかりと振り抜けました。イメージ通りのボールが出ると、スライス系の弾道でも気持ち良いですね」(菅沼さん)
【菅沼さんのラウンド結果(GOLF NETWORK PLUSより)】
今回のラウンドでは、フェアウェイキープ率が50%と大きく確率があがった菅沼さん。あいにくスコアはそれほど良くなかったようですが、手応えを感じるラウンドだったようです。
「ドライバーは良かったのですが、セカンド以降のショットではライやその場の状況に気を取られてしまいティーショットのように明確な球筋のイメージが持てませんでした。ドライバーはスライス、アイアンはドロー系と逆なので、球筋を揃えた方がイメージが出やすいかなと感じました。」(菅沼さん)
「プレ男(メン)メソッド」を試したことで、自分の球筋で攻める感覚と同時に、新たな課題も見つかったようです。
植村啓太コーチのデータ活用術「自分の得意、不得意をデータで正しく把握する」
「アマチュアは自分のゴルフを勘違いしている人が多い」と植村コーチは言います。
ドライバーがそんなに悪く無いのに不得意だと思っていたり、パター、アプローチが数値的にはさほどよくなくても、自分の中では好きとか得意と思っていたりなど、実際のゴルフの内容には少なからず差があるものです。それをデータ化することによって、自分のゴルフの内容を客観的に知り、なにが悪いのか、なにが得意なのかを把握することが出来ます。
「ゴルファーにとって自分のプレースタイルを知ることは大切です。例えば自分は飛距離を出していて、飛ばしでゴルフを作っていくタイプなのか、曲げない安定性でゴルフをつくっていくタイプなのか、自分のプレースタイルを知るということも数値化することによって明確になります。」(植村啓太コーチ)
「GOLFNETWORK PLUS」でスコアを入力すると、自分のゴルフの傾向や比較的得意なプレーが数字としてはっきり現れます。
今回、「プレ男(メン)」メソッドに挑戦してもらった菅沼さんは、去年一年間のフェアウェイキープ率が32.5%。今回は50%になっていて、自分の癖=球筋を活用してコースを攻めたことが良い結果になることが、数字でもはっきりとわかります。
一方、プッシュスライスによる大きな右のミスで悩んでいるという菅沼さんですが、実際には去年一年間のラウンド実績を見ると、右のミスは37.7%、左のミスは29.8%と同じくらいの頻度でフェアウェイを外していることがわかりました。自分で思っているものと、現実にはやはり差があるようです。
【GOLF NETWORK PLUS 分析画面】
「GOLFNETWORK PLUS」のスコア分析で、客観的に自分を知ることが出来ると、本当に改善するべきポイントが見えてきます。ぜひ皆さんも活用してみてください。
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