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レッスン

左足上がりも“傾斜なり”はNG 肩のラインは地球に水平で5対5の振り幅で打つ

2025年9月24日(水)午後1:25

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 今回は、左足上がりのアプローチをレッスンしましょう。

 左足上がりというと、傾斜なりに右重心で立って打つ人が多いようですが、傾斜地の場合、“傾斜なりに構える”ということはありません。もちろん左足上がりでも、ものすごく高い球を上げなければいけないという状況の場合は右重心で打ったりもしますが、基本的には、肩のラインは平らな地面と平行にするというのがセオリーです。

 まずは、正しい構えを丁寧に作ってみましょう。

 ボールに対して両足を揃えます。そして、一回クラブを持ち上げます。何も意識していないと傾斜なりに肩のラインが右に傾いて右重心になると思うので、ここから右肩を少し上げて、肩のラインを地球に対して平行にします。次にクラブを地面にストンと落として、スタンスを広げます。

 そうすると、ボールの位置が通常より左になると思いますが、それでOK。そしてこの構えから、平らな場所でのアプローチのように体を回転させて打っていけばいいのです。

 そうすると、ヘッドがドンと地面に当たるはず。それまで右重心で、傾斜なりにクラブを振っていた人は、ヘッドが当たることに違和感を覚えるかもしれませんが、左足上がりで真っ直ぐ構えているので当たるのは当たり前なのです。

 ただし、当たるからといってヘッドをそこで止めるような打ち方をしないように。素振りのときは必ず5対5の振り幅でスイングし、実際にボールを打つときもそのイメージを忘れないようにしてください。

 ポイントになるのは、ボールの位置です。通常、ボール位置を基準に構えを作りますが、この場合は、打つ前に素振りをして、どこにヘッドが落ちるかをチェックしてください。そしてヘッドが落ちてくるところにボールをセットしましょう。そうすれば軌道の中でボールを捉えることができるのでエラーが起こりづらく、また、逆目のライにも対応できるようになります。

 また、この打ち方は、傾斜なりに構えるより振り幅が小さくてすむというのも利点。それだけ距離感も合わせやすくなります。

 さらに付け加えれば、クラブ選択も慎重に。左足上がりの場合は、もともとも球が上がりやすいシチュエーションなので、ロフト角が小さくなっても球が上がってくれます。その利点を生かして、より易しくコンタクトできるロフトの立ったウェッジを使うのも一つの方法なのです。自分なりに、易しく寄せられる方法を見つけてください。

★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #151」より(放送・見逃し配信中)
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