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レッスン

難易度の高い左足下がりのアプローチ ポイントは肩のラインと重心位置

2025年9月17日(水)午後1:49

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 今回は、左足下がりのアプローチについてレッスンをしましょう。

 左足下がりというと、少しフェースを開いてボールを右に置き、ハンドファーストの形で傾斜なりに構える人が多いようです。しかし、この構えだと、ロフトが立って当たるので、グリーンでボールを止めるのが難しくなってしまいます。

 そうならないためにもハンドファーストの度合いを少し抑えるようにしましょう。

 構える前にクラブを水平に持ち上げ、グリップエンドを少しおへそ寄りに動かします。次に、フェースを少し開きます。そして、そのままクラブを下ろしてセットすると、ややハンドレイト気味で、フェースを開いた状態で構えることができます。

 また、このとき、傾斜なりに立つのではなく、重心は真ん中かやや右に置き、両肩のラインを平らなライのときと同じように水平にします。つまり、傾斜に逆らって立つということです。

 この形で構えることができれば、あとはきれいに当てるだけなのですが、ダフリが出てしまう人は次のポイントを意識しましょう。

 左足下がりでのダフリの原因は2つあって、1つはボールを左に置き過ぎていること。これに関しては、少し右寄りにすることで修正できます。

 もう1つは、インパクトで頭がビハインド・ザ・ボールになっていること。特にドライバーが得意な人は、ビハインド・ザ・ボールでヘッドを加速させてアッパーに打つと言うスイングが身に付いていて、アプローチでも頭を残してしまいがち。しかし、頭が残って右肩が下がるとすくい打つ形になり、ボールの手前を叩いてしまいます。

 同じように、ドライバーの調子がいい日は、アプローチは上手くいかないことがあるのも、頭の位置に原因がある場合が多いのです。なので、インパクトで頭が下がらないように、予めスタンスを少し狭めにして立つようにしましょう。

 次に打ち方です。基本的には、クラブを上げて下ろすだけ。体重移動は抑え、リストコックもあまり使わないようにしましょう。

 また、距離は振り幅で調整することが大事です。柔らかく打とうとしてスイングのスピードを調節しようとすると、インパクトが緩んでしまって飛距離が出なかったり、頭が右に傾くことによってダフリなどのミスが出るからです。

 正しい姿勢で構えたら、あとは振り幅だけを考えて打つ。そうすれば、厄介な左足下がりからも簡単に打てるようになります。

★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #150」より(放送・見逃し配信中)
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