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【レッスン】「プレ男レッスン」実際にやってみた vol.03 自分のスイングを知る “スパイス” 編

2015年11月12日(木)午後5:39

5月から新しくスタートしたレッスン番組、「プレ男(メン)レッスン」。
選ばれたプレミアムな男による、上達への厳選メソッドを紹介します。

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今月の「プレ男(メン)」は、ツアープロコーチの植村啓太氏。ジュニア時代から指導をする古田幸希プロをゲストに、古田プロも実際に行っているという、実戦を意識した練習法が登場します。

ゴルフにはいろんなレッスンや練習法がありますが、自分のものにするのはなかなか難しいものです。そこで「GOLF NETWORK PLUS」ユーザーに、「プレ男(メン)レッスン」で紹介される練習法を実際に行ってもらい、その効果の程を検証してみました。第3回のテーマは「自分のスイングを知る」です。

今回、「プレ男(メン)」メソッドを試してくれたのは、東京都の田井真貴子さん。昨年の年間ラウンド数は80回以上というコアゴルファーで、競技に積極的に出場されています。ご自身でもゴルフコミュニティ『ララゴルフ』を運営され、公私ともにゴルフ大好きな女性です。スコア管理アプリ「GOLF NETWORK PLUS」も活用され、平均スコアは、「91.35」。

★今週のGN+ゴルファー★ 田井真貴子さん
年間ラウンド数:80回
練習場回数:毎月平均2回
GN+平均スコア:91.35 ※レギュラーティー
直近のスコア:90 ※レギュラーティー(2015/05/024)
今の悩み:左に引っかけてしまうことがある。パット数が多い。
よく使う機能:スコア分析を使って、弱点をチェックしています。

プレ男(メン)メソッドに挑戦
 

今回のメソッドは、「自分のスイングを知る」。番組では、植村コーチがジュニア時代から知る古田プロのスイングの傾向やチェックポイントをヒアリング。古田プロは、アドレスや始動のポイントなどを意識してチェックしているといいます。そのポイントはいわばスイングの"ツボ"。そのポイントだけをチェックすることでスイング調子が良くなるといいます。

スイングの根幹部分は変えずに、その日の調子やコースの状況に合わせてポイントだけ変えて対応することを植村コーチは、スイングの「スパイス」と呼んでいます。「スパイス」だけを変えることで、スイングを整えたり、球筋をコントロールする事ができます。それを実際のラウンドで活用します。

田井さんには、番組内で紹介したさまざまなスイングの「スパイス」にも挑戦していただきました。

まずは「スタンスの幅をひろくする」。
スタンス幅を変えると急に打てなくなるゴルファーも多いですが、田井さんはいつもよりもより高弾道でナイスショット。球筋はいくぶんいつもよりもフェードがかかるようです。飛距離もむしろ飛んでいるほど。

逆に「スタンスの幅を狭くする」のも試していただきました。
こちらは広くするときよりもやや苦戦。低めのボールで少し左目に打ち出されることが多いようでした。

 

【写真:プレ男メソッドに挑戦!】

「スタンス幅を変えるだけで、これだけ球筋が変わるのは驚きました。広くするとよりキャリーが出る高いボールが出ました。もともとスタンス幅は広めだったこともあり、違和感なく打てました。スタンスを狭くすると、低いボールになりやすくなりましたが、ボールの曲がりも小さくなっている気がします。狭いホールや曲げたくない時に、武器になるかもしれませんね。」(田井さん)

 

【写真:球筋の変化に驚く田井さん】

スイングの「スパイス」を変えて、弾道に変化がおきる。それによって、ラウンドでのコース攻略の幅が広がるのがこのメソッド。上級者の田井さんもそれに気づき、新しい「スパイス」を自分のものにしたいと感じられたようです。

自分のスイングを知る
 

古田プロが行なっているような「自分のスイングを知る」ためのチェックポイントは、ゴルファーそれぞれにあるものです。普段から「GOLFNEWORK PLUS」でスコア分析をしているという田井さんにも、独自のチェックポイントがあるといいます。

「スコア分析をみると、ティーショットを左に引っかけるミスが出ていました。たしかに緊張するとスイングが速くなってしまい、その結果、左に出ることが多かったようです。」(田井さん)

「そこで、腹式呼吸を取り入れてみました。ヨガをやっていることもあるのですが、緊張した時に複式呼吸をすると身体の緊張がほぐれ、良い力感とリズムでティーショット出来るようになりました。自分自身で「できる、やれる、大丈夫」といつも念じるのもポイントです(笑)」

呼吸は、鼻から3秒吸って、3秒止めて、口からゆっくりお腹を意識して吐くとのこと。腹式呼吸後にドライバーを打ってもらうと、持ち球というフェードボールでナイスショットを連発。リズムの良さが印象的なスイングです。

 

【写真:アプリのスコア分析をよく使うという田井さん】

持ち球のフェードに加えて、最近ではホールによってドローを打つことも多いという、田井さん。ドローを打つポイントを伺ったところ、「右足を引いてクローズドスタンスにする」とのこと。スタンスを変えたアドレスから同じようにスイングしたボールは、少し右に打ち出されてから落ち際で左に曲がるきれいなドローボールになりました。

スイングの大本を変えずに、ポイントだけ変えて球筋をコントロールするのは、まさに植村コーチの言うスイングの「スパイス」。田井さんの場合、腹式呼吸やクローズドスタンスなど、ご自身の「スパイス」を上手く組み合わせて、ゴルフを組み立てているのが印象的です。

コースでの実際のプレーでは、スイングを変えるのは難しいですが、ちょっとしたポイント=「スパイス」を変えることで、ゴルフが変わるという植村コーチ。自分の「スパイス」を多く持つことで、ゴルフの引き出しが増えそうです。

スコアメイクには、まず「自分のスイングを知る」ことから。ベースとなるスイング変えずに、ポイントをチェックしたり、ポイントを変えてみることで、ゴルフの幅がグッと広がります。みなさんも番組をチェックして、自分のスイングを知るきっかけにしてみてください。

【詳細】「プレ男レッスン」放送予定

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