倉本昌弘プロの金言集vol.01「重要なのは次のショットが打てるところにあること」
2014年12月8日(月)午前1:19
ゴルフ管理スコアアプリ「ゴルフネットワークプラス」を活用した、レッスン番組「ゴルフdataでスコアアップ!」。12月、1月は永久シード保持者の倉本昌弘プロが登場!
倉本プロは、今年「日本シニアオープン」と「いわさき白露シニア」に勝利し年間2勝。 PGA会長としての活動も多忙を極める中、選手としても2010年以来のシニア賞金王を決めました。
十分な練習時間はとれなかったという倉本プロが安定した成績をあげられたのは、これまでに培ってきた技術と決して無理をしないシンプルなコースマネージメント。番組では、倉本プロ自身が、状況に応じたショットやその考え方を解説します。
今回は「ゴルフネットワークプラス」の分析結果を活かしながら、各ショットの倉本プロの注意ポイントを紹介します。ぜひ番組を見て参考にしてみてください。
重要なのは次のショットが打てるところにあること
倉本プロは、ドライバーショットにあたって「次打が打てるところにある」ことを一番のポイントにあげます。
FWキープ率が高いのに越したことはないですが、仮にラフにあっても次のショットが目標を狙いやすいことを重視します。
したがってボールがフェアウェイにあっても、木がスタイミーになったり、ドッグレッグで目標が狙いにくい場所にあればそれはナイスショットとは言えないわけです。倉本プロはFWキープとは別にティーショットが打ちやすいところにあったかどうかを5点満点で採点して集計いているといいます。
「私の場合は、ドライバーにアローワンス(許容範囲)を大きくとっています。次が打てるところにあればいいという考え方です。ドライバーを1ラウンドに14回使うのであれば、そのうち9回は思い通りのところに打ちたいと思っています。それが私の目安ですね」(倉本プロ)
ティーショットに限らず、ゴルフでは恐怖心や不安、期待などの雑念がミスショットを生んでいると倉本プロは指摘します。特徴的なスピーディーなショットもそれらを防ぐのに役だっています。構えてから足踏みをしながら、歩くようにスイングするのが倉本プロのメソッド。邪念を極力払うことが出来、力むこともないので、しゃべりながらでも打つことができるとか。
「私の持ち球は、右からの軽いドロー。ドローを意図的にかけることはなく自然にドローします。ボールがしっかりとつかまった良いショットになるほどドローの度合いは大きくなります。そのため、ティーショットの狙いは基本的に右サイドになります。ドローのかかり具合にヤマをかけ過ぎないように、ドローのかかりが小さくても大きくても問題ないように、狙い所にもアローワンスを設けます。」(倉本プロ)
「右を向いてるんじゃないか?」といったプレー中に沸き起こる不安は、良いスイングを妨げます。
倉本プロはシンプルなスイングとシンプルな狙い方で、ミスが起こるのを事前に防いでいます。
“overdo"(=やり過ぎ)によるミスを防ぐ
ドライバーに比べると、グリーンを狙うアイアンショットはより狙い所もタイトになります。ティーショットではフェアウェイの幅は30ヤード前後ありますが、グリーンの幅はそれよりもずっと狭くなります。
パーオン率を向上させる手っ取り早い方法は、広いグリーンの真ん中を常に狙うことです。
しかし、それでは次のパッティングに負担がかかる可能性が高くなります。パッティングのことも考え、ピンに寄せるショットも必要になるのがアイアンショットです。 倉本プロは、ショートアイアンで打つことができる150-160yの距離であれば、多少難しい状況でもピンの周辺を狙っていくといいます。
「ピンの狙い方はフェードかドロー。私の場合は、安全な方向からピンに向かって曲がるボールを打ちます。例えば、ピンが右端で手前にバンカーがある場合。私はグリーンの真ん中方向から、ピンに向かってフェードするボールを打ちます。
仮にフェードしなくてもグリーン真ん中にナイスオン。フェードすればバーディーチャンスです。フェードしなくてもいいショットで、曲がり具合によってはさらに最高のショットになるという考え方です。
プレーヤーによっては、こうした場合、バンカーの上からドローでピンを狙うこともあります。ハザードから逃げていくようなショットになるわけですが、その場合、ドローしないと大きなミスショットにつながります。私の場合は、ハザードに向かっていくようなショット。結果的にはそれが大きなミスになりにくいのです。」(倉本プロ)
フェード・ドローといったボールの曲げ方を倉本プロに聞いたところ、あくまでも「フェードを打とう」というイメージだけのフェードなのだと。イメージを持つことで身体が勝手に反応するといいます。
ゴルフで最もダメなミスは「“overdo"(オーバードゥ)=やり過ぎ」だと倉本プロは考えます。
オーバードゥを防ぐために、打ち方を大きく変えずイメージを活用するのです。
階段をのぼるとき、人間は階段の高さがこうとか足をこの角度であげて、といったことを考えることはありません。ゴルフも同じで、考えずに自然にできるのが理想です。
もちろんそれでミスショットが出ることもありますが、それについてもプレー中は考えてはダメで、起こった現象は放っておく心構えが必要と倉本プロは言います。
考えると深みにハマるもの。
コースでは考え方を常にシンプルに保ち、打ち方のチェックは練習場で行いましょう。
「ゴルフdataでスコアアップ!倉本昌弘編」絶賛放送中!
次回(第2回)は12月16日(火)よる10時から放送!ぜひお楽しみに。
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