国内男子
鈴木、逃げ切りで5年ぶりV! 石川はイーグル締めも6位タイ
2009年11月1日(日)午後4:27
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1日に兵庫県のABCゴルフ倶楽部を舞台に行われた国内男子ツアーのマイナビABCチャンピオンシップ最終ラウンド。後続に5打差の単独首位から出た鈴木亨が1アンダー71にスコアをまとめ、通算14アンダーでフィニッシュ。2位の兼本貴司を5打差で振り切り、2004年アコムインターナショナル以来およそ5年ぶりのツアー8勝目を飾った。
43歳のいぶし銀が大量リードを守り切った。前日「66」をマークし優勝に王手をかけた鈴木は、藤田寛之、石川遼とともに最終組でスタート。するとスコアメイクに苦しむ両選手を尻目に、4番パー5でバーディを奪い独走態勢に入った。中盤こそプレッシャーから8、10番でボギーを叩いたものの、上がり4ホールでは3つバーディ(1ボギー)を奪うベテランらしいステディなゴルフで逃げ切った。
「今日は本当に長かった。ことごとくショートパットが入らなくて…」と苦しい胸の内を明かした鈴木。ここ数年を振り返り「なかなか勝てそうで勝てないことが多かった。その間に若い子たちが出てきて自分の居場所がなくなりそうだったけれど、今日は遼クンとプレーする中で勝てて自信になったりましたね」と久しぶりに味わう勝利を噛みしめ、美酒に酔った。
一方、連覇の期待された石川は序盤からボギーを連発し、早々と優勝戦線から脱落した。それでも最終18番パー5で2オンに成功すると、会心のイーグルをマーク。通算6アンダー6位タイに入り、ホストプロとしての責務を果たした。今大会での賞金ランキング首位返り咲きはならなかったが、トップ池田勇太にわずか450万円差と再び肉薄。シーズン最終戦までこのまま激しいデッドヒートを繰り広げていきそうだ。
その他、鈴木と6打差の3位タイに藤田と矢野東。今大会過去3勝の片山晋呉は、通算3アンダー11位タイだった。
43歳のいぶし銀が大量リードを守り切った。前日「66」をマークし優勝に王手をかけた鈴木は、藤田寛之、石川遼とともに最終組でスタート。するとスコアメイクに苦しむ両選手を尻目に、4番パー5でバーディを奪い独走態勢に入った。中盤こそプレッシャーから8、10番でボギーを叩いたものの、上がり4ホールでは3つバーディ(1ボギー)を奪うベテランらしいステディなゴルフで逃げ切った。
「今日は本当に長かった。ことごとくショートパットが入らなくて…」と苦しい胸の内を明かした鈴木。ここ数年を振り返り「なかなか勝てそうで勝てないことが多かった。その間に若い子たちが出てきて自分の居場所がなくなりそうだったけれど、今日は遼クンとプレーする中で勝てて自信になったりましたね」と久しぶりに味わう勝利を噛みしめ、美酒に酔った。
一方、連覇の期待された石川は序盤からボギーを連発し、早々と優勝戦線から脱落した。それでも最終18番パー5で2オンに成功すると、会心のイーグルをマーク。通算6アンダー6位タイに入り、ホストプロとしての責務を果たした。今大会での賞金ランキング首位返り咲きはならなかったが、トップ池田勇太にわずか450万円差と再び肉薄。シーズン最終戦までこのまま激しいデッドヒートを繰り広げていきそうだ。
その他、鈴木と6打差の3位タイに藤田と矢野東。今大会過去3勝の片山晋呉は、通算3アンダー11位タイだった。