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海外女子

再び互角6対6! 激闘は最終日へ

2008年11月30日(日)午後0:45

 シンガポールの熱戦は2日目を終えても差はつかず。最終日のシングルスですべてが決まる。

 同地のシンガポール・アイランドCC、バキットCを舞台に行われている名誉をかけた女子のチーム戦、レクサスカップは現地時間の29日、2人1組で良い方のスコアを採用する2日目のフォーボール6試合を行った。しかしアジアチーム、インターナショナルチーム、どちらも譲らず3勝3敗の五分。初日の3対3に続き、2日目を終えてポイントは6対6のオールスクエア(タイ)となった。

「すべてのマッチがタフな戦いでしたけれど、私たちのチームはよく戦ったと思います。明日に向けてとても楽しみな展開ですね。私たちは負けませんよ」とインターナショナルのキャプテン、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)が言えば、アジアの朴セリ(韓)主将も「皆調子が良いので、明日は素晴らしいマッチになるはず。(3連覇がかかっているので)プレッシャーも増すと思いますが、エキサイティングな展開になることは間違いありません」と、白熱した接戦を興奮気味に語り合った。

 この日のハイライトは初戦のアニカ&スーザン・ピーターセン(ノルウェー) vs. 池恩熹&インビー・パーク(ともに韓)でいきなり訪れた。一方がアップを奪えば、もう一方が取り返すシーソーゲームは最終ホールまでもつれ込んだ。18番パー5でアニカが13メートル以上のアプローチを直接カップに沈める劇的なチップインイーグル。その一打でインターナショナルがまず1ポイントをもぎ取った。

「スーザン(ピーターセン)がすごく良いプレーをしていたのでマッチを落としたくなかったんです。最後に貢献出来て良かったです」と満面の笑みのアニカ。その勢いのままセカンドマッチもインターナショナルが2アップで奪い、その時点で2勝0敗と優位に立った。だが第3マッチからは逆にアジアが3連勝。最終マッチをインターナショナルが奪い返し、全くの同点で最終日を迎えることになった。

 最終日は12人がそれぞれシングルスで雌雄を決する。第1マッチにはアニカ vs. 朴のキャプテン対決もあり、本人たちが言うように「エキサイティングな展開」になるはず。現役最後のアニカ率いるインターナショナルが、アジアの3連覇を阻止しカップを奪い返すことが出来るか、注目だ。
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