国内男子
石川遼/プロ1年目は大活躍、メジャー出場を狙う2年目
2008年12月29日(月)午後0:30
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年明け早々にプロ転向を宣言し、高校生と二束のワラジを履く毎日が始まった石川遼の2008年。開幕戦の東建ホームメイトカップの第1ラウンドでいきなり2位タイ発進し、2日目、3日目と首位に立って周囲を驚かせた。最終的には5位タイと健闘したものの、その後は苦しい戦いが続いた。
中日クラウンズから出場4試合連続で予選落ち。注目度の高さから多くのスポンサーを抱えているため「人気先行」といわれる中での日々を送るハメに陥った。しかし、夏場の長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップで3位タイに入って少し自信を取り戻し、日本オープンの出場権がかかる関西オープンでプロ初優勝を果たした。ツアー競技ではなかったが、プロとしての勝ち星がもたらしたものは大きかった。
大一番の日本オープンでは優勝争いに顔を出し、勝った片山晋呉にただ一人迫る2位となって実力をアピール。この大会で得た自信は2週後のマイナビABCチャンピオンシップで形になった。深堀圭一郎を振り切って見事にプロとしてツアー優勝。その後も大きな試合でトップ5に3回入って賞金ランク5位に食い込んだ。世界ランクも60位となり、来季のさらなる飛躍を予感させている。
プロ2年目となる2009年は米ツアー進出、とくにメジャーの舞台に立てるかどうかに期待がかかる。だが、周囲の大きな期待を背負いながら、それ以上に頑張る男だけにその可能性は十分にあるはずだ。
中日クラウンズから出場4試合連続で予選落ち。注目度の高さから多くのスポンサーを抱えているため「人気先行」といわれる中での日々を送るハメに陥った。しかし、夏場の長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップで3位タイに入って少し自信を取り戻し、日本オープンの出場権がかかる関西オープンでプロ初優勝を果たした。ツアー競技ではなかったが、プロとしての勝ち星がもたらしたものは大きかった。
大一番の日本オープンでは優勝争いに顔を出し、勝った片山晋呉にただ一人迫る2位となって実力をアピール。この大会で得た自信は2週後のマイナビABCチャンピオンシップで形になった。深堀圭一郎を振り切って見事にプロとしてツアー優勝。その後も大きな試合でトップ5に3回入って賞金ランク5位に食い込んだ。世界ランクも60位となり、来季のさらなる飛躍を予感させている。
プロ2年目となる2009年は米ツアー進出、とくにメジャーの舞台に立てるかどうかに期待がかかる。だが、周囲の大きな期待を背負いながら、それ以上に頑張る男だけにその可能性は十分にあるはずだ。