石川3位タイ浮上! 一昨年賞金王の金庚泰が単独首位
2012年10月26日(金)午後4:30
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国内男子ツアーのマイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメントは26日、兵庫県のABCゴルフ倶楽部を舞台に第2ラウンドの競技を終了。前日2アンダー70で27位タイの石川遼が、6アンダー66で回り通算8アンダー3位タイに浮上した。単独首位には通算12アンダーで金庚泰(韓)が立ち、通算9アンダーの宮本勝昌が単独2位で続いた。
約2年ぶりの勝利を狙う石川はアウトからスタートすると4番まではパープレーでスコアを伸ばせず。しかし、9番でボギーを叩いたものの5番から3連続バーディを奪い2アンダーで折り返す。10番、12番でバーディ、そして上がり2ホールでも連続バーディを奪ってノーボギーで後半を終え6アンダー66。通算8アンダーまでスコアを伸ばし、首位から4打差の3位タイに浮上した。2008年にプロ初優勝を飾った思い出の大会で復活なるか? 今季初優勝に向け好位置から決勝ラウンドを迎える。
単独首位に躍り出た金は3位タイからスタートすると、前半から安定したゴルフを披露する。2番でバーディを先行させ、そして6番からは3連続バーディを奪って勢いに乗ると、折り返した10番、12番、17番でもバーディを重ねてノーボギーの7アンダー65。後続に3打差をつける通算12アンダーでホールアウトした。一昨年の賞金王である金は、今季はフジサンケイクラシックで勝利をあげているものの、賞金王奪還に向けては現在10位と首位との差はまだ大きい。今大会で2勝目を挙げシーズン終盤戦に向け勢いをつけたいところ。
その他、I・J・ジャン(韓)、武藤俊憲が石川と並ぶ3位タイ。通算7アンダーの6位タイにはチョ・ミンギュ、金度勲の韓国勢と丸山大輔、山下和宏、横尾要が続き、前週優勝の谷口徹、宮里優作らが通算5アンダー13位タイにつけた。一方、現在賞金ランキングトップの藤田寛之は2バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの4オーバー76と崩れ、通算イーブンパーの46位タイに低迷している。
尚、ジェイ・チョイ(米)、尾崎将司、平塚哲二が棄権し、ディネッシュ・チャンド(フィジー)は過少申告の為失格となった。