ベテラン平塚が単独首位発進! 石川は57位タイとやや出遅れ
2012年9月13日(木)午後6:31
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国内男子ツアーのANAオープンゴルフトーナメントは13日、北海道の札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コースを舞台に開幕。ホストプロとしての参戦になる石川遼は、1アンダー71で回り57位タイで初日の競技を終えた。なお、単独首位にはこの日7バーディ、ノーボギーの完璧なゴルフを披露し、7アンダー65の好スコアをマークしたベテランの平塚哲二が立っている。
10番からのスタートとなった石川だったが、スタート直後にいきなり2連続ボギーを叩いてつまづくと、その後16番までに3つのバーディを奪い一旦はリカバーするが、直後の17番、18番でまたも連続ボギーを叩き1オーバーでハーフターン。後半に入ると何とか立て直し5番、7番をバーディとして1アンダー71でホールアウトしたが、5バーディ、4ボギーと出入りの激しいゴルフで、ベテランの藤田寛之らと並ぶ57位タイとやや出遅れた格好となった。
一方、先週のTOSHIN GOLF TOURNAMENT IN 涼仙で、日没による暗闇での変則プレーオフを戦った末に敗れた池田勇太は、インスタートの前半を1アンダーで折り返すと、後半は3番からの3連続を含む4バーディを奪うチャージを見せ4アンダー68でフィニッシュ。2週連続で2位に終わり今週こそはその悔しさを晴らそうと意気込む池田が、待望の今季初優勝へ向けて初日7位タイと好発進を切った。
単独トップに立つ平塚から1打差の単独2位に、平塚と同じくこの日ノーボギーの6アンダー66でラウンドした梁津萬(中)、さらに1打差の3位タイには今季すでに1勝ずつを挙げている李京勲(韓)と金亨成(韓)ら韓国勢3人と上井邦浩の4人がつけている。
一方、アマチュアながら昨年大会では2日目、3日目と首位に立ち優勝争いを演じた伊藤誠道は、今年も初日から好調。開始直後こそ2連続ボギーを叩いたが、その後は3連続バーディ奪取など7バーディ、3ボギーと会心のゴルフで、池田、片山晋呉、丸山茂樹、谷原秀人ら実力者たちと並び7位タイにつけ、昨年惜しくも果たせなかった高校生Vに向け幸先のいい滑り出しを見せている。