ツアー未勝利の佐藤が9アンダーで単独首位発進! 石川36位タイ
2012年9月6日(木)午後6:14
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国内男子ツアー、TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN 涼仙が6日、三重県の涼仙ゴルフ倶楽部を舞台に開幕し第1ラウンドの競技を終了。国内ツアー2週連続で予選落ちを喫している石川遼は、4アンダー68で回ったものの、バーディ合戦となったこの日は36位タイとなった。単独首位には1イーグル、8バーディ、1ボギーの9アンダー63で、ツアー未勝利の佐藤祐樹が立っている。
米ツアー参戦から国内ツアーに復帰後2戦連続で予選落ちを喫した石川。日程的に厳しい条件とはいえ、2009年には賞金王に輝いた実力者としては、2010年の三井住友VISA太平洋マスターズ以来勝利がない状況は物足りない。ここ2年スケジュールや体調の問題で欠場となった今大会で、復活を期して大会に臨んだ。
アウトから出た石川は、3番、4番の連続バーディで順調なスタートを切ると、8番でバーディ、9番でボギーを叩いて3アンダーで折り返す。12番で再びボギーを叩き1つスコアを落としたものの、14番、15番で連続バーディを奪取し勢いを取り戻すと、17番でもバーディを奪って4アンダー68でホールアウト。しかし、バーディー合戦が繰り広げられた上位には及ばず、36位タイで初日の競技を終えた。
また、インからスタートした池田勇太は10番からの出だし3ホール連続バーディと最高のスタートを切る。その後はスコアカード通りのプレーが続くが、18番でバーディを奪い4アンダーでハーフターン。後半も3番、4番、そして6番、7番で連続バーディを奪い順調にスコアを伸ばすと、8番でこの日唯一のボギーを叩いたが7アンダー65をマーク。先週のフジサンケイクラシックで首位に1打差の単独2位と久々に存在感を示した池田が、好調をそのままに首位から2打差の5位タイから今季初勝利を狙う。
上位は、8アンダー64の2位タイにチャワリット・プラポール(タイ)と横田真一。池田と同じ7アンダー65の5位タイには小田孔明、矢野東ら8人。6アンダー66の13位タイにはフジサンケイクラシック優勝の金庚泰(韓)、河井博大、上平栄道ら11人が続いている。
その他、元プロ野球選手の桑田真澄、立浪和義が主催者推薦で出場し、桑田は9オーバー81の135位タイ。立浪は12オーバー84の単独137位でホールアウトした。