海外男子
新境地を拓いた今田、来季こそ優勝!
2007年12月30日(日)午後0:05
今シーズン、プレーオフを戦い初優勝まであとわずかと迫った今田竜二。来季こそツアー初勝利が期待されている。
14歳で単身渡米してから17年。人生の半分以上を本場アメリカで過ごしてきた今田は07年、ツアー昇格3年目にしてキャリア最高の賞金ランク65位につけた。出場32試合中、予選通過20試合。AT&Tクラシックでの2位に加え、EDSバイロン・ネルソン選手権でも9位にも食い込み、シーズン半ばにしてシード権を確保し、一皮剥けた活躍が目立った。ただ唯一足りなかったのが優勝の二文字。
ではそのために、何が足りないのか? 本人は「ドライバーをもうちょっと上手くなりたい」と課題を口にしており、現在フェアウェイキープ率ツアー166位のティーショットの精度を挙げることが、悲願達成への近道といえそうだ。データを見ると平均飛距離149位、パーオン率159位と、ショットにまつわるランキングはいずれも三桁台だが、平均パット数は全体の5位と上位にランクイン。さらにバーディ奪取率も29位と堂々たる数字を叩き出している。つまりパッティングを含めたグリーン周りのショートゲームに“今田ならでは”の持ち味が出ているということ。昔からパット・イズ・マネーというから、今田はプロとして貴重な財産を持っていることになる。
来季は持ち味のショートゲームに磨きをかけるとともに、ショットの精度を向上をさせることが、優勝へとつながるはず。日本勢は丸山茂樹が03年に勝って以来、米ツアーで勝利を挙げた者はいない。08年こそ、今田がそのタスキを繋げてくれることを願いたい。
14歳で単身渡米してから17年。人生の半分以上を本場アメリカで過ごしてきた今田は07年、ツアー昇格3年目にしてキャリア最高の賞金ランク65位につけた。出場32試合中、予選通過20試合。AT&Tクラシックでの2位に加え、EDSバイロン・ネルソン選手権でも9位にも食い込み、シーズン半ばにしてシード権を確保し、一皮剥けた活躍が目立った。ただ唯一足りなかったのが優勝の二文字。
ではそのために、何が足りないのか? 本人は「ドライバーをもうちょっと上手くなりたい」と課題を口にしており、現在フェアウェイキープ率ツアー166位のティーショットの精度を挙げることが、悲願達成への近道といえそうだ。データを見ると平均飛距離149位、パーオン率159位と、ショットにまつわるランキングはいずれも三桁台だが、平均パット数は全体の5位と上位にランクイン。さらにバーディ奪取率も29位と堂々たる数字を叩き出している。つまりパッティングを含めたグリーン周りのショートゲームに“今田ならでは”の持ち味が出ているということ。昔からパット・イズ・マネーというから、今田はプロとして貴重な財産を持っていることになる。
来季は持ち味のショートゲームに磨きをかけるとともに、ショットの精度を向上をさせることが、優勝へとつながるはず。日本勢は丸山茂樹が03年に勝って以来、米ツアーで勝利を挙げた者はいない。08年こそ、今田がそのタスキを繋げてくれることを願いたい。








