石川遼、27位タイ急浮上で予選突破! 首位は李京勲と今野
2012年7月6日(金)午後6:33
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国内男子ツアーの長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメントは6日、北海道のザ・ノースカントリーゴルフクラブを舞台に第2ラウンドの競技を終了。前日単独トップの李京勲(韓)とツアー7勝の今野康晴が通算10アンダーで首位の座をわけた。2打差の3位タイに鈴木亨、金亨成(韓)、呉阿順(中)の3人がつけ、3打差の6位タイに小田孔明、手嶋多一ら5人が続いている。初日88位タイと大きく出遅れた石川遼は5アンダー67をマークし、通算3アンダー27位タイで予選を突破している。
2009年三井住友VISA太平洋マスターズ以来となるツアー8勝目を狙う今野は8位タイでスタートしたこの日、出だしの10番でバーディを奪い幸先の良いスタートを切ると、12番でもバーディを奪取する。16番でボギーを叩いたものの、17番、18番で連続バーディを奪って3アンダーで折り返すと、後半に4つのバーディを量産して7アンダー65でホールアウト。通算10アンダーまでスコアを伸ばし、絶好のポジションを確保した。
前日88位タイと出遅れた石川は、別人のゴルフを披露した。出だし3ホールで2つのバーディを奪うと、7番、8番で連続バーディ。ノーボギーの4アンダーで前半を終えると、13番パー5で残り約240ヤードの第2打をワンピンの距離につけるスーパーショットを披露し、イーグル奪取に成功する。最終18番で池につかまりボギーを叩いたが、通算3アンダーで27位タイに急浮上し決勝ラウンド進出を決めた。
また、ルーキーの藤本佳則は前半に2バーディ、後半にも2バーディを奪いノーボギーの4アンダー68でラウンド。小田龍一、ブラッド・ケネディ(豪)らと共に通算4アンダー18位タイで予選ラウンドを終えた。
その他、谷口徹、武藤俊憲らが通算5アンダー13位タイ、石川と同じ通算3アンダー27位タイにルーキーの川村昌弘、ベテランの深堀圭一郎らがつけた。前日26位タイの池田勇太は4バーディ、3ボギー、1ダブルボギーとやや出入りの激しいゴルフで1オーバー73。通算イーブンパー54位タイでギリギリ予選通過を果たした。
一方で、藤田寛之、平塚哲二、金庚泰(韓)ら実力者が通算1オーバー70位タイでカットラインに1打及ばず予選落ちを喫した。