石川、2打差8位タイ好発進! 首位はルーキー藤本と張
2012年5月17日(木)午後7:30
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国内男子ツアー、とおとうみ浜松オープンは17日、静岡県のグランディ浜名湖ゴルフクラブを舞台に開幕。ルーキーの藤本佳則と張棟圭(韓)の2人がノーボギーの8アンダー64をマークして首位タイで並び、石川遼は8バーディ、2ボギーの6アンダー66で、トップと2打差の8位タイと好発進を切った。大会連覇を狙う小林正則は3アンダー69でプレーして44位タイ、池田勇太は2アンダー70の72位タイ発進となっている。
昨年はプレーオフの末に優勝を逃した石川。昨季のリベンジと今季初Vをかけて臨んだ初日は、序盤の3番から3連続バーディを奪い好調な立ち上がりを見せる。その後、8番でもバーディを奪取して4アンダーで折り返すと、後半も14番までにバーディを3つ重ねる。16番、17番こそ連続でボギーを叩いたが最終18番をバーディで締めて6アンダー66。首位と2打差と好ポジションを確保した。
この日首位に立ったのは、ルーキーの藤本と張。藤本は前半をノーボギーの3アンダーで回ると、後半も最終18番のイーグルを含め5アンダーとさらにスコアを伸ばして8アンダー64でホールアウトした。張は8バーディ、ノーボギーの完璧なゴルフを披露して藤本と共に絶好のスタートを切っている。
ディフェンディング・チャンピオンの小林は前半こそ4バーディ、1ボギーの3アンダーで回るも、後半は3バーディ、3ボギーとスコアを伸ばすことが出来ず3アンダー69どまり。武藤俊憲、金庚泰(韓)らと共に44位タイと出遅れた。
また前週、今季メジャー初戦の日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯で初日の出遅れから巻き返し6位タイの好成績を収めた池田。この日は16番までは5バーディ、ノーボギーと快調にスコアを伸ばすも、終盤にダブルボギーを叩くなど3つスコアを落として2アンダー70にとどまった。池田と同じ72位タイには前週優勝の谷口徹、深堀圭一郎、小田孔明ら実力者が名を連ねている。
その他上位陣は、首位と1打差の3位タイにアマチュアの小西健太、すし石垣、宮里聖志、ブレンダン・ジョーンズ(豪)ら、2打差の8位タイに石川のほか、片岡大育、I・J・ジャン(韓)、岩田寛らがつけている。一方で、今季1勝の藤田寛之が3オーバー75を叩いて142位タイと苦しい初日となった。