40歳の久保谷が単独首位発進! 石川11位タイの好スタート
2012年4月26日(木)午後6:21
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国内男子ツアーの中日クラウンズが26日、愛知県の名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースを舞台に開幕。第1ラウンドの競技が行われ、40歳のベテラン久保谷健一が5アンダー65の好スコアをマークし単独首位でスタートを切った。また、注目の石川遼は1アンダー69の11位タイで初日の競技を終えている。
昨年10月に行われた同ツアーのキヤノンオープンで9年ぶりの復活優勝を飾った久保谷。この日はアウトから出ると8番まではスコアカード通りの我慢のゴルフが続いたが、9番パー4でようやくバーディ奪取に成功し、1アンダーで折り返す。後半は11番からの5ホールをそれぞれ1パットで収め、その間に3つスコアを伸ばすと、最終18番パー4でも1パットでバーディを奪いノーボギー、5バーディの5アンダー65でホールアウト。後続とは1打差ながら、安定感抜群のゴルフを見せて今季初勝利に向け絶好のポジションを確保した。
また、一昨年大会の最終日にツアー記録となる『58』をマークした石川は、アウトスタートの前半を2バーディ、2ボギーのイーブンパーで折り返すと、12番、14番でバーディを重ねて2アンダーにスコアを伸ばす。その後、終盤の17番パー3でこの日3つ目のボギーを叩いたものの、最終18番をパーで締めくくって1アンダー69にスコアをまとめた。首位久保谷から4打差の11位タイにつけ、“伝説”を残した思い出の大会で好スタートを切っている。
その他上位陣は、首位から1打差の2位タイに白佳和、白潟英純、スティーブン・コンラン(豪)の3人がつけ、さらに1打差の単独5位に山下和宏。そして、2アンダー68の6位タイには6年間優勝から遠ざかっているベテランの横尾要ら5人が続き、開幕戦Vのブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)は1オーバー71の23位タイ、前週優勝の藤田寛之は2オーバー72の37位タイから上位進出を狙う。
一方、4オーバー74の62位タイに宮里優作、丸山茂樹、薗田峻輔、尾崎将司。5オーバー75の80位タイに池田勇太などビッグネーム多数が下位スタートとなった。