片山、首位転落… 小野が単独トップに浮上! 石川は予選通過
2012年4月20日(金)午後6:49
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国内男子ツアー今季第2戦、つるやオープンゴルフトーナメントは20日、兵庫県の山の原ゴルフクラブ 山の原コースを舞台に第2ラウンドの競技を終了。初日単独トップに立っていた片山晋呉がスコアを落とした一方、4アンダー67で回った小田龍一が通算9アンダーで単独首位に立った。また、池田勇太は通算2アンダー41位タイ、石川遼は通算1アンダー50位タイで予選を通過した。
初日9アンダー62という圧倒的なスコアで4打差の単独首位に立っていた片山。この日はアウトこそ1バーディを奪ったものの、インで3ボギーを叩き、上位陣がスコアを伸ばす中で2オーバー73でホールアウト。通算7アンダーとなり、4位タイに転落した。先週のシーズン開幕戦、東建ホームメイトカップの最終日、単独首位で迎えながらスコアを伸ばしきれず4位タイに終わった片山だけに、2008年以来の優勝に大きな期待がかかる初日のラウンドだったが、2日目は一歩後退となってしまった。
代わって単独首位に立ったのは、初日5アンダー66をマークして単独2位につけていた小田。17番でイーグル、18番でバーディを奪うなどして、1イーグル、3バーディ、1ボギーの4アンダー67でラウンドを終え、通算9アンダーでリーダーボードのトップに立った。小田に1打差の2位タイには、この日ともに5アンダー66でプレーしたツアー通算11勝の藤田寛之、黄重坤(韓)。2打差4位タイには、片山のほか、金庚泰(韓)、谷口徹ら5人がつけている。
また、初日81位タイと予選落ちの危機にあった石川は、この日は調子を持ち直した。1番、3番をバーディとすると、4番でボギーを叩いたものの、6番ですぐにバーディを奪い返す。その後は16番をボギーとしたものの、15番、17番でバーディを奪取して5バーディ、2ボギーの3アンダー68。通算1アンダーとして50位タイまで順位を上げ予選落ちを免れた。
その他、前日3位タイにつけていたルーキーの18歳川村昌弘は、1アンダー70で回り、通算5アンダーにスコアを伸ばしたものの、順位は16位タイに下げた。また、池田勇太は2アンダー69でこの日ラウンドを終え、通算2アンダーの41位タイで決勝ラウンドに進出している。