国内女子
古閑が大会連覇! 劇的な逆転で初の賞金女王に輝く
2008年11月30日(日)午後5:35
国内女子ツアー今季最終戦のLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(宮崎・宮崎CC)は30日、最終ラウンドの競技を終了した。首位と3打差の通算2アンダー6位タイからスタートした古閑美保が4アンダー68で回り、逆転で大会連覇を達成。単独10位に終わった前週までの賞金ランク1位、李知姫(韓/通算1アンダー)を僅差で抜き、初の賞金女王に輝いた。
ディフェンディング・チャンピオンの古閑が劇的な逆転勝利を収めた。この日の古閑は、2バーディ、2ボギーのイーブンパーとスコアを伸ばせずハーフターン。しかし、後半は13、14番で長いバーディパットを沈めると、上がり2ホールでもバーディを連取し、通算6アンダーで先にフィニッシュした。後半からトーナメントをリードしていた全美貞(韓)が17、18番で3つスコアを落として脱落。さらに古閑と通算6アンダーで並んでいた不動裕理も最終ホールで3パットのボギーを叩き、古閑の頭上に栄冠が輝いた。
今季は5月のクリスタルガイザーレディス、8月のCAT Ladies、2週前の伊藤園レディスとコンスタントに3勝を挙げてきた古閑は、前回覇者として挑んだ公式戦の今大会で、優勝賞金の2,500万円を加算。賞金ランク首位をキープしていた李をわずか120万円差で逆転し、ビッグタイトルを獲得した。「(優勝が決まった瞬間は)人生で初めてぐらい興奮しました。まったく予想してなかったので今は実感がわかないですね」と目を丸くしながらインタビューに答えた古閑。「来年もたくさんのギャラリーの方に応援していただけるように頑張りたいです」と力強く抱負を語った。
なお上位は、古閑と1打差の2位タイに不動と全の2人。通算3アンダー4位タイに福嶋晃子、三塚優子、諸見里しのぶが入り、初の公式戦Vを狙った上田桃子は、前日のトーナメントリーダー宋ボベ(韓)らと同じ、通算2アンダー7位タイだった。また、逆転女王に可能性を残していた横峯さくらは、2バーディ、2ボギーのイーブンパー72の平凡なスコアでホールアウト。通算イーブンパー11位タイでツアー最終戦を終えている。
今季は8選手が初勝利を挙げるなど、ニューヒロインが次々に誕生する戦国模様となった同ツアー。来季も新女王・古閑を中心とした魅力あふれるシーズンを期待したい。
ディフェンディング・チャンピオンの古閑が劇的な逆転勝利を収めた。この日の古閑は、2バーディ、2ボギーのイーブンパーとスコアを伸ばせずハーフターン。しかし、後半は13、14番で長いバーディパットを沈めると、上がり2ホールでもバーディを連取し、通算6アンダーで先にフィニッシュした。後半からトーナメントをリードしていた全美貞(韓)が17、18番で3つスコアを落として脱落。さらに古閑と通算6アンダーで並んでいた不動裕理も最終ホールで3パットのボギーを叩き、古閑の頭上に栄冠が輝いた。
今季は5月のクリスタルガイザーレディス、8月のCAT Ladies、2週前の伊藤園レディスとコンスタントに3勝を挙げてきた古閑は、前回覇者として挑んだ公式戦の今大会で、優勝賞金の2,500万円を加算。賞金ランク首位をキープしていた李をわずか120万円差で逆転し、ビッグタイトルを獲得した。「(優勝が決まった瞬間は)人生で初めてぐらい興奮しました。まったく予想してなかったので今は実感がわかないですね」と目を丸くしながらインタビューに答えた古閑。「来年もたくさんのギャラリーの方に応援していただけるように頑張りたいです」と力強く抱負を語った。
なお上位は、古閑と1打差の2位タイに不動と全の2人。通算3アンダー4位タイに福嶋晃子、三塚優子、諸見里しのぶが入り、初の公式戦Vを狙った上田桃子は、前日のトーナメントリーダー宋ボベ(韓)らと同じ、通算2アンダー7位タイだった。また、逆転女王に可能性を残していた横峯さくらは、2バーディ、2ボギーのイーブンパー72の平凡なスコアでホールアウト。通算イーブンパー11位タイでツアー最終戦を終えている。
今季は8選手が初勝利を挙げるなど、ニューヒロインが次々に誕生する戦国模様となった同ツアー。来季も新女王・古閑を中心とした魅力あふれるシーズンを期待したい。