20歳の菅楓華が国内女子ツアーのミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント（宮城県／利府ゴルフ倶楽部）でツアー初優勝を飾った。

―ホステス大会でツアー初優勝を飾った

　開幕戦から良かったですが、後半戦に入って、中盤でなかなか予選を通過しても優勝まで届かないことが多かったので悔しさがありました。

―最終日の気持ち

　優勝はあまり意識せず、ビッグスコアを出すことだけを意識してスタートしました。

―重要な局面はどこだったか

　15番パー3です。良いショットが打てて、ピンに絡むかなと思ったらオーバーしてしまいました。奥からのアプローチは景色があまり良くなかったので、ボギーを覚悟していましたが、思った通りのアプローチができて、1.5mくらいのパーパットを入れたところが一番良かったです。

―17番と18番でバーディを獲った

　17番が大事になるなと思っていました。チャンスにつけることができて、ラインがすごく良かったです。

―優勝に足りなかったものは

　パッティングがもう一つという感じでした。ショットが得意分野なので、チャンスにつけて、パッティングで一つでも獲れば、流れも良くなるというのは分かっていました。パッティングの先生に習い始めてから良くなったと思います。

―ダンロップのクラブはいつ頃から使用しているか

　ゴルフを始めたのが小学1年生で、その時のクラブがゼクシオでした。

―地元・宮崎県での最終戦に出場できる

　目標にしていました。出られる人数も少ない中で、1勝して戻れるというのが嬉しいですし、地元開催でたくさんの方が応援に来てくれるので頑張りたいです。

―米ツアーへの想い

　まずは日本ツアーで1勝することが目標で、それから海外メジャーとかにも参加したいと思っていたので、これから考えます。

―同期プロの存在

　同級生や同期のプロが先に優勝して焦る時期もありましたが、みんなと切磋琢磨して、この環境があるから自分も頑張れていると思うので、すごく良いメンバーに巡り合えたと思います。

―将来的な目標

　一番の目標は安定したプレーヤーになることですが、30歳以内に賞金女王になるというのを小さい頃から持っているので、そこがまずは目標かなと思います。

（写真：Getty Images）