海外男子
記録ラッシュの中、T.マッテソンV王手!
2009年10月25日(日)午前9:53
2日連続コースレコードの『61』をマークしたトロイ・マッテソン(米)が3年ぶりの優勝に王手をかけた。
米男子ツアーのフォールシリーズ第3戦、フライズ・ドットコム・オープンはアリゾナ州スコッツデールのグレイホークGCを舞台に現地時間の24日、第3ラウンドの競技を終了。前日『61』と爆発し11位タイに浮上したマッテソンが、2日連続で9アンダー61を叩き出し、通算16アンダー単独トップに躍り出た。
3打差の2位タイにティム・クラーク(南ア)、ウェブ・シンプソン(米)、クリス・ストラウド(米)が続き、通算12アンダー5位タイにプロ転向したばかりの20歳リッキー・ファウラー(米)、ライアン・ムーア(米)、現在賞金ランク124位のビル・ルンデ(米)、初日のトーナメントリーダー、ニック・オハーン(豪)らがつけている。
またこの日はニコラス・トンプソン(米)が大記録を達成。11番パー5でセカンドショットを直接カップに入れるアルバトロスをマークしただけでも驚きなのに、その2ホール後の13番パー3でホールインワンを達成。わずか3ホールで5打を縮める離れ業で5アンダー65をマーク。通算11アンダーは前日の22位タイから10位タイに浮上した。
2日連続自己ベスト(61)をマークして首位に躍り出たマッテソンは「信じられない」を連発。「これまで61なんてスコアは出したこともなかったのに、2日連続でマークしたなんて… 何と言って良いのかわからない。とにかく良いショットを打って、バーディチャンスにパットを決める。その連続だった」と驚きを隠せない様子。3年前(06年)ツアー初優勝を飾った思い出の地で、久々の優勝を目指すのに3打のアドバンテージは有り難い。
ところで上位は優勝未経験者がずらり。5位タイまでの9名中、勝ったことがあるのはマッテソンとムーアの2人だけ。果たして経験の差がどう出るのか最終日の戦いに注目だが、中でもプロ転向後PGAツアー2戦目のファウラーからは目が離せない。3日目は4番でイーグルを奪ったかと思うと、続く5番でダブルボギーを叩くなど出入りの激しい内容。15番までに3つスコアを伸ばし、マッテソンに2打差の2位につけていたが、16番のピンチを絶妙のパットで凌いだ直後、17番でティーショットを大きく曲げてこの日2個目のダブルボギーで5位タイに後退した。それでも4打差は十分射程圏内だ。
通算11アンダー10位タイには優勝経験豊富なジャスティン・レナード(米)もおり、今後も予断を許さない状況が続きそう。尚、日本勢唯一出場の今田竜二はすでに予選で姿を消している。
米男子ツアーのフォールシリーズ第3戦、フライズ・ドットコム・オープンはアリゾナ州スコッツデールのグレイホークGCを舞台に現地時間の24日、第3ラウンドの競技を終了。前日『61』と爆発し11位タイに浮上したマッテソンが、2日連続で9アンダー61を叩き出し、通算16アンダー単独トップに躍り出た。
3打差の2位タイにティム・クラーク(南ア)、ウェブ・シンプソン(米)、クリス・ストラウド(米)が続き、通算12アンダー5位タイにプロ転向したばかりの20歳リッキー・ファウラー(米)、ライアン・ムーア(米)、現在賞金ランク124位のビル・ルンデ(米)、初日のトーナメントリーダー、ニック・オハーン(豪)らがつけている。
またこの日はニコラス・トンプソン(米)が大記録を達成。11番パー5でセカンドショットを直接カップに入れるアルバトロスをマークしただけでも驚きなのに、その2ホール後の13番パー3でホールインワンを達成。わずか3ホールで5打を縮める離れ業で5アンダー65をマーク。通算11アンダーは前日の22位タイから10位タイに浮上した。
2日連続自己ベスト(61)をマークして首位に躍り出たマッテソンは「信じられない」を連発。「これまで61なんてスコアは出したこともなかったのに、2日連続でマークしたなんて… 何と言って良いのかわからない。とにかく良いショットを打って、バーディチャンスにパットを決める。その連続だった」と驚きを隠せない様子。3年前(06年)ツアー初優勝を飾った思い出の地で、久々の優勝を目指すのに3打のアドバンテージは有り難い。
ところで上位は優勝未経験者がずらり。5位タイまでの9名中、勝ったことがあるのはマッテソンとムーアの2人だけ。果たして経験の差がどう出るのか最終日の戦いに注目だが、中でもプロ転向後PGAツアー2戦目のファウラーからは目が離せない。3日目は4番でイーグルを奪ったかと思うと、続く5番でダブルボギーを叩くなど出入りの激しい内容。15番までに3つスコアを伸ばし、マッテソンに2打差の2位につけていたが、16番のピンチを絶妙のパットで凌いだ直後、17番でティーショットを大きく曲げてこの日2個目のダブルボギーで5位タイに後退した。それでも4打差は十分射程圏内だ。
通算11アンダー10位タイには優勝経験豊富なジャスティン・レナード(米)もおり、今後も予断を許さない状況が続きそう。尚、日本勢唯一出場の今田竜二はすでに予選で姿を消している。








