国内女子
横峯さくら/安定度抜群も1勝だった08年 09年は女王へ!
2008年12月31日(水)午後1:15
勝てない、また勝てない。なかなか優勝できずに苦しみ、シーズン終盤でようやく勝利の美酒を味わったのが今季の横峯さくらだった。
国内女子ツアーの開幕戦ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントでいきなり2位に入り、目標の賞金女王に向けて絶好のスタートを切ると、最初の10試合で2位3回。何度も優勝争いを演じながら月日は流れた。「もう少し、もう少し」。本人も周囲もそう言っている内に、気がつけばシーズンは終盤戦に突入していた。
勝てなくても必死で頑張り続けた横峯に、ようやくスポットライトが当たったのは、フルフィールド最終戦の大王製紙エリエールレディスオープンだった。第1ラウンドを9位タイで発進。第2ラウンドに4アンダー68をマークして単独首位に立った。優勝から遠ざかっていたため、不安を抱えての最終日となったが、見事6アンダー66でプレー。通算11アンダーで2位に4打差をつけて余裕の逃げ切り勝利を飾った。
この勝ち星で選ばれし者だけが集う最終戦、LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップに優勝すれば逆転賞金女王の可能性があるところまでこぎつけた。残念ながら、ビッグタイトルは古閑美保にさらわれ、李知姫(韓)に続く賞金ランク3位。だが、29試合中トップ10フィニッシュが20回という安定感はツアーNo.1だったと言えるだろう。
今季も途中海外メジャー3試合に出場した横峯はクラフト・ナビスコ選手権19位タイ、全米女子オープン51位タイ、全英リコー女子オープン24位タイといずれも予選を突破。しかし、来季の課題は国内賞金女王タイトルと共に、メジャーで自分のプレーをすることになる。飛距離で困ることはないだけに、ショートゲームを磨いてレベルアップを図りたいところだ。
国内女子ツアーの開幕戦ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントでいきなり2位に入り、目標の賞金女王に向けて絶好のスタートを切ると、最初の10試合で2位3回。何度も優勝争いを演じながら月日は流れた。「もう少し、もう少し」。本人も周囲もそう言っている内に、気がつけばシーズンは終盤戦に突入していた。
勝てなくても必死で頑張り続けた横峯に、ようやくスポットライトが当たったのは、フルフィールド最終戦の大王製紙エリエールレディスオープンだった。第1ラウンドを9位タイで発進。第2ラウンドに4アンダー68をマークして単独首位に立った。優勝から遠ざかっていたため、不安を抱えての最終日となったが、見事6アンダー66でプレー。通算11アンダーで2位に4打差をつけて余裕の逃げ切り勝利を飾った。
この勝ち星で選ばれし者だけが集う最終戦、LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップに優勝すれば逆転賞金女王の可能性があるところまでこぎつけた。残念ながら、ビッグタイトルは古閑美保にさらわれ、李知姫(韓)に続く賞金ランク3位。だが、29試合中トップ10フィニッシュが20回という安定感はツアーNo.1だったと言えるだろう。
今季も途中海外メジャー3試合に出場した横峯はクラフト・ナビスコ選手権19位タイ、全米女子オープン51位タイ、全英リコー女子オープン24位タイといずれも予選を突破。しかし、来季の課題は国内賞金女王タイトルと共に、メジャーで自分のプレーをすることになる。飛距離で困ることはないだけに、ショートゲームを磨いてレベルアップを図りたいところだ。