国内女子
上田の史上最年少女王誕生までの1年を追う
2007年12月31日(月)午後1:10
上田桃子にとって2007年は忘れられない1年になった。
盟友、諸見里しのぶと組んで1月のワールドカップで初めて世界の大きな舞台に出場したが、上田は結果を残せずに帰国。その後はライフカードレディスで念願の国内女子ツアー初優勝を果たすと、3勝目まで勝星を重ね、賞金ランキング首位に立った。
その後は優勝争いを続けながら、勝てない苦しい時期が続いたが、上田は米ツアーと共催のミズノクラシックで最終ラウンドにアルバトロスを奪って見事に優勝。勢いに乗って2週後の大王製紙エリエールレディスオープンで5勝目を挙げ、横峯さくらを振り切って史上最年少の21歳で賞金女王となった。
この間、上田はプレーオフで負けたときの態度が物議をかもしたり、テレビでの発言が問題視されたりして、自身のブログが度々炎上。そのたびに落ち込んだり反省したり、立ち直ったりしながら成長してきた。プレーだけでなく、さまざまなことを乗り越えてタイトルを取ったことで大きくなった1年。結果的にミズノクラシックの優勝で2008年米ツアーの出場権も手にした。
2008年は米ツアーと国内ツアー両方への参戦を宣言したが、当面は米国中心の生活。飛距離もあり、米ツアーで活躍できそうだが、とりあえず芝に慣れることが必須条件となる。ポジティブさが持ち味なだけに「絶対1勝はしたい」との言葉が真実味を持って響く。ファンには楽しみな1年となりそうだ。
盟友、諸見里しのぶと組んで1月のワールドカップで初めて世界の大きな舞台に出場したが、上田は結果を残せずに帰国。その後はライフカードレディスで念願の国内女子ツアー初優勝を果たすと、3勝目まで勝星を重ね、賞金ランキング首位に立った。
その後は優勝争いを続けながら、勝てない苦しい時期が続いたが、上田は米ツアーと共催のミズノクラシックで最終ラウンドにアルバトロスを奪って見事に優勝。勢いに乗って2週後の大王製紙エリエールレディスオープンで5勝目を挙げ、横峯さくらを振り切って史上最年少の21歳で賞金女王となった。
この間、上田はプレーオフで負けたときの態度が物議をかもしたり、テレビでの発言が問題視されたりして、自身のブログが度々炎上。そのたびに落ち込んだり反省したり、立ち直ったりしながら成長してきた。プレーだけでなく、さまざまなことを乗り越えてタイトルを取ったことで大きくなった1年。結果的にミズノクラシックの優勝で2008年米ツアーの出場権も手にした。
2008年は米ツアーと国内ツアー両方への参戦を宣言したが、当面は米国中心の生活。飛距離もあり、米ツアーで活躍できそうだが、とりあえず芝に慣れることが必須条件となる。ポジティブさが持ち味なだけに「絶対1勝はしたい」との言葉が真実味を持って響く。ファンには楽しみな1年となりそうだ。