ロレーナ・オチョア（メキシコ）が女王の面目をかけてシーズン終盤に挑む。

　現地時間14日からの米女子ツアー、CNカナディアン女子オープン（カナダ、オタワ・ハント＆GC）にディフェンディング・チャンピオンとして出場するオチョアは、今季14試合に参戦。最初の9試合で、4戦連続を含め6勝しているが、その後勝利から遠ざかっている。

　身内の不幸などで精神的に苦労があったのは確かだが、それでも現在ロレックスランキングNo.1としては、メジャー3試合を含む5試合続けて1つも勝てないのは不本意に違いない。

　今季は、ライバルであり大先輩のアニカ・ソレンスタム（スウェーデン）は最後の年ということもあり、後継者としてもいいところを見せたい。いつも以上に必勝態勢で大会を迎えることになるはずだ。

　一方、そのアニカは、マクドナルドLPGA選手権優勝のヤニ・ツェン（台）、全米女子オープン優勝のインビー・パーク（韓）の若きメジャー優勝者2人と第1ラウンドからプレー。女王のすべてを次世代に伝えるその技に注目だ。

　他にスーザン・ピーターセン（ノルウェー）、ポーラ・クリーマー（米）、モーガン・プレセル（米）、カリー・ウェブ（豪）、ミッシェル・ウィー（米）らが出場する。

　また、現在好調なツアー3年目の宮里藍も初優勝をかけて挑む。