国内女子
しのぶ、3位タイ浮上で女王へ前進! さくらは2日連続で後退
2009年11月28日(土)午後5:09
国内女子ツアーの今季最終戦LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップは28日、宮崎県の宮崎CCを舞台に第3ラウンドの競技を行った。賞金ランキングトップを走る諸見里しのぶが2アンダー70にスコアをまとめ、通算4アンダー3位タイへ浮上。同2位の横峯さくらはスコアを1つ落とし、通算3アンダー5位タイへ後退している。
単独トップは7アンダー65と爆発した飯島茜で通算8アンダー。3打差の単独2位に服部真夕が続き、ランキング3位の有村智恵が、前日のトーナメントリーダー上田桃子、宮里藍、馬場ゆかり、佐伯美貴と同じ通算2アンダー8位タイにつけている。
諸見里が初の賞金女王へ大きく前進した。この日は4番でボギーが先行するものの、9番パー5で獲り返してイーブンパーでハーフターン。後半は13、16番で確実にスコアを伸ばし、2アンダー70をマークした。初日は1オーバー73で23人中12位タイとやや出遅れていたものの、2日目、3日目にスコアを伸ばし好位置を確保。「前半を耐えて、後半にスコアを伸ばせたのでホッとしている。(横峯との対決は)自分のことで一杯一杯だった」と高い集中力を維持したことがこの日の好スコアをつながった。
一方、追う立場の横峯は序盤で苦戦。4番ボギーの後の5番パー3で痛恨のダブルボギーを叩き、一気にスコアを落とす。その後は3バーディ、1ボギーと盛り返したが、前半の出遅れが響き1オーバー73。前日の2位タイから、3連覇を狙う古閑美保と並ぶ通算3オーバー5位タイへ順位を落とした。「トップと5打差だけど、最終戦なので何があるか分からない。最後まで頑張るだけです」と力強く語った横峯。明日は自分のプレーに徹することを誓った。
なお女王争いは、540万円強のアドバンテージがある諸見里が3位以内に入ると、横峯が優勝しない限り女王が確定。横峯は優勝すれば諸見里の成績にかかわらずタイトル奪取なるが、最低でも6位以内に入らなければ女王の可能性はゼロになる。また、有村は優勝が絶対条件で、2人が上位に食い込んだ場合は逆転の目がなくなる。
果たして、シーズン最終戦の最終日を笑顔で終えるのは誰なのか? 昨年は古閑がおよそ2,200万円差をひっくり返して女王を獲得しただけに、今年も最後まで息詰まる戦いが続くのは間違いない。
単独トップは7アンダー65と爆発した飯島茜で通算8アンダー。3打差の単独2位に服部真夕が続き、ランキング3位の有村智恵が、前日のトーナメントリーダー上田桃子、宮里藍、馬場ゆかり、佐伯美貴と同じ通算2アンダー8位タイにつけている。
諸見里が初の賞金女王へ大きく前進した。この日は4番でボギーが先行するものの、9番パー5で獲り返してイーブンパーでハーフターン。後半は13、16番で確実にスコアを伸ばし、2アンダー70をマークした。初日は1オーバー73で23人中12位タイとやや出遅れていたものの、2日目、3日目にスコアを伸ばし好位置を確保。「前半を耐えて、後半にスコアを伸ばせたのでホッとしている。(横峯との対決は)自分のことで一杯一杯だった」と高い集中力を維持したことがこの日の好スコアをつながった。
一方、追う立場の横峯は序盤で苦戦。4番ボギーの後の5番パー3で痛恨のダブルボギーを叩き、一気にスコアを落とす。その後は3バーディ、1ボギーと盛り返したが、前半の出遅れが響き1オーバー73。前日の2位タイから、3連覇を狙う古閑美保と並ぶ通算3オーバー5位タイへ順位を落とした。「トップと5打差だけど、最終戦なので何があるか分からない。最後まで頑張るだけです」と力強く語った横峯。明日は自分のプレーに徹することを誓った。
なお女王争いは、540万円強のアドバンテージがある諸見里が3位以内に入ると、横峯が優勝しない限り女王が確定。横峯は優勝すれば諸見里の成績にかかわらずタイトル奪取なるが、最低でも6位以内に入らなければ女王の可能性はゼロになる。また、有村は優勝が絶対条件で、2人が上位に食い込んだ場合は逆転の目がなくなる。
果たして、シーズン最終戦の最終日を笑顔で終えるのは誰なのか? 昨年は古閑がおよそ2,200万円差をひっくり返して女王を獲得しただけに、今年も最後まで息詰まる戦いが続くのは間違いない。