海外男子メジャー、全英オープンゴルフ選手権（17～20日／北アイルランド／ロイヤルポートラッシュゴルフクラブ）の優勝予想が米ツアー公式サイトで14日に発表となった。

　優勝候補最有力に推されたのはローリー・マキロイ（北アイルランド）。今シーズンはすでにマスターズトーナメントを含む3勝を挙げ、前週のジェネシス スコティッシュオープンでも2位タイを記録しているだけに、母国で11年ぶり2度目の全英オープン制覇に大きな期待がかかっている。

　優勝予想2番手は世界ランク1位のスコッティ・シェフラー（米）。直近10試合すべてトップ10入りを果たしており、そこにはザ・CJカップ バイロン・ネルソン、全米プロゴルフ選手権、ザ・メモリアルトーナメントの3勝が含まれる。

　3番手はジョン・ラーム（スペイン）。スコットランドのロイヤルトルーンゴルフクラブで行われた昨年大会で7位タイに入っていることに加え、今年はマスターズ14位タイ、全米プロ8位タイ、全米オープンゴルフ選手権7位タイとメジャーで強さを発揮していることが評価された。

　以下、4番手にシェーン・ラウリー（アイルランド）、5番手にマシュー・フィッツパトリック（英）と続く。ラウリーは前回ロイヤルポートラッシュゴルフクラブで全英オープンが開催された2019年大会で優勝。フィッツパトリックは17位タイ、8位タイ、4位タイと直近3試合で一気に調子を上げてきた。

　そのほか、今季2勝のセップ・ストラカ（オーストリア）は6番手、ディフェンディング・チャンピオンのザンダー・シャウフェレ（米）は9番手、メジャー2勝のブライソン・デシャンボー（米）は14番手となっている。

　日本勢は松山英樹、星野陸也、金谷拓実、今平周吾、阿久津未来也、河本力が参戦するが、15番手までのランキングには含まれなかった。

（写真：Getty Images）