海外男子
復活Vを狙う実力者2人が好位置で最終日へ「こういう感覚をまた味わえるなんて」
2025年7月6日(日)午後2:21

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5日、米男子ツアーのジョンディアクラシック(イリノイ州/TPCディアラン)は3日目が終了。前回王者のデービス・トンプソン(米)が通算15アンダーで大会連覇に王手をかけたが、復活を期すマックス・ホーマ(米)とマット・クーチャー(米)も存在感を示している。風が吹き荒れる難コンディションの中でホーマは「68」、クーチャーは「67」とスコアを伸ばし、逆転優勝を狙える位置につけた。
4打差以内に14人がひしめく大混戦。ホーマはトップから1打差の通算14アンダー2位タイと絶好のポジションで残り18ホールへ。約2年半優勝から遠ざかっており、今季も16試合の出場で7度の予選落ち、トップ25入りわずか1度と苦戦しているが、「明日の朝に感じるであろう緊張感とティーショットが待ち遠しい。こういう感覚をまた味わえるなんて」と久々に感じる“プレッシャー”を歓迎している。
一方のクーチャーも4打差の通算11アンダー10位タイと約6年半ぶりのタイトルを射程内に捉えた。これまでにツアー9勝を挙げている47歳の実力者だが、ここ数年はなかなか上位争いに絡めていない。今季の最高成績はバレロテキサスオープンの18位タイで、前週のロケットクラシックは予選落ちに終わっている。
それでも本人のモチベーションは衰えていない。「まだ自分は若いと感じるんだ。こうして大会に来るといまだにワクワクする」と話すと、「ゴルフの特別なところは、毎週みんながイーブンパーからスタートして、誰にでもチャンスがあるということ。例えば野球選手だったとして、チームが開幕から10勝40敗だったら、やる気を保つのは難しい。でもゴルフなら毎週希望を持てる」と競技への愛着も明かした。
多くのプレーヤーが優勝の可能性を残す最終日。連覇がかかるトンプソンのプレーはもちろんだが、豊富な経験を誇るホーマとクーチャーがどのようなゴルフを見せてくれるか楽しみにしたい。
(写真:Getty Images)
4打差以内に14人がひしめく大混戦。ホーマはトップから1打差の通算14アンダー2位タイと絶好のポジションで残り18ホールへ。約2年半優勝から遠ざかっており、今季も16試合の出場で7度の予選落ち、トップ25入りわずか1度と苦戦しているが、「明日の朝に感じるであろう緊張感とティーショットが待ち遠しい。こういう感覚をまた味わえるなんて」と久々に感じる“プレッシャー”を歓迎している。
一方のクーチャーも4打差の通算11アンダー10位タイと約6年半ぶりのタイトルを射程内に捉えた。これまでにツアー9勝を挙げている47歳の実力者だが、ここ数年はなかなか上位争いに絡めていない。今季の最高成績はバレロテキサスオープンの18位タイで、前週のロケットクラシックは予選落ちに終わっている。
それでも本人のモチベーションは衰えていない。「まだ自分は若いと感じるんだ。こうして大会に来るといまだにワクワクする」と話すと、「ゴルフの特別なところは、毎週みんながイーブンパーからスタートして、誰にでもチャンスがあるということ。例えば野球選手だったとして、チームが開幕から10勝40敗だったら、やる気を保つのは難しい。でもゴルフなら毎週希望を持てる」と競技への愛着も明かした。
多くのプレーヤーが優勝の可能性を残す最終日。連覇がかかるトンプソンのプレーはもちろんだが、豊富な経験を誇るホーマとクーチャーがどのようなゴルフを見せてくれるか楽しみにしたい。
(写真:Getty Images)
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