レッスン
バンカーショットのミスはインパクトの緩みが原因 意識すべきは5対5のスイング
2025年8月20日(水)午後3:35

アマチュアゴルファーの中には、バンカーに入るとパニックになってしまうと人が多いようです。なんとか脱出はできるものの、距離感が合わないという人も。そんなゴルファーのために、今回はバンカーショットのレッスンをしましょう。
バンカーショットを成功させるための最大のポイントは、バックスイングとフォロースルーの振り幅を5対5にすることです。
「そんなことは、当たり前じゃないの?」と思う人もいるでしょうが、バンカーが苦手なゴルファーはこれができていません。ほとんどの人は、「強く打たなければならない」という気持ちが強くてバックスイングが大きくなり、「そのまま打つと強過ぎるかも」と考えてインパクトが緩んでしまう。このようなスイングになると、砂を多く取り過ぎたり、逆にそれを避けようと薄く取ろうとしてホームランが出るなど両方のミスが出やすくなります。
もちろん、強い左足上がりや、目玉の場合など、ヘッドを砂にドンと当てて終わりというケースもありますが、基本的には5対5を意識。やや左足重心で構え、重心をできるだけ下げ、その低い重心をキープしたまま5対5で振りましょう。
その際、先にどこまで振り抜くかを考えることも大事です。「ここまで振り抜く」と考えたら、それに合わせてバックスイングの振り幅を決める。そうすれば5対5に近づきます。また、ついついバックスイングが大きくなる人は、バックスイング3対フォロースルー7ぐらいの意識で振るのもいいでしょう。
さらにフォローでは、手だけで振り抜くのではなく、体をターゲットに向ける意識も必要です。そうすることで、砂を取り過ぎることもなくなります。
もう一つ、バンカーショットを簡単にする打ち方を紹介しましょう。
打ち方は簡単です。フェースをしっかり開き、ボールを真ん中において、コックを使わずに体の回転だけで打つ方法です。
実際にやってみれば分かると思いますが、この打ち方だと、薄めに入っても飛び過ぎることがなく、アプローチを同じように打つことができます。
バンカーというのは砂を爆発させることが大事で、そのためにリストコックをするということ自体は正しい打ち方なのですが、それをやろうとするとバックスイングが大きくなりがち。アマチュアゴルファーの場合、こういう意識が過剰になってミスが出るケースも多いといえるでしょう。
その点、ノーコック打法なら、意識過剰がなくなるはず。ぜひ一度試してみてください。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #146」より(放送・見逃し配信中)
バンカーショットを成功させるための最大のポイントは、バックスイングとフォロースルーの振り幅を5対5にすることです。
「そんなことは、当たり前じゃないの?」と思う人もいるでしょうが、バンカーが苦手なゴルファーはこれができていません。ほとんどの人は、「強く打たなければならない」という気持ちが強くてバックスイングが大きくなり、「そのまま打つと強過ぎるかも」と考えてインパクトが緩んでしまう。このようなスイングになると、砂を多く取り過ぎたり、逆にそれを避けようと薄く取ろうとしてホームランが出るなど両方のミスが出やすくなります。
もちろん、強い左足上がりや、目玉の場合など、ヘッドを砂にドンと当てて終わりというケースもありますが、基本的には5対5を意識。やや左足重心で構え、重心をできるだけ下げ、その低い重心をキープしたまま5対5で振りましょう。
その際、先にどこまで振り抜くかを考えることも大事です。「ここまで振り抜く」と考えたら、それに合わせてバックスイングの振り幅を決める。そうすれば5対5に近づきます。また、ついついバックスイングが大きくなる人は、バックスイング3対フォロースルー7ぐらいの意識で振るのもいいでしょう。
さらにフォローでは、手だけで振り抜くのではなく、体をターゲットに向ける意識も必要です。そうすることで、砂を取り過ぎることもなくなります。
もう一つ、バンカーショットを簡単にする打ち方を紹介しましょう。
打ち方は簡単です。フェースをしっかり開き、ボールを真ん中において、コックを使わずに体の回転だけで打つ方法です。
実際にやってみれば分かると思いますが、この打ち方だと、薄めに入っても飛び過ぎることがなく、アプローチを同じように打つことができます。
バンカーというのは砂を爆発させることが大事で、そのためにリストコックをするということ自体は正しい打ち方なのですが、それをやろうとするとバックスイングが大きくなりがち。アマチュアゴルファーの場合、こういう意識が過剰になってミスが出るケースも多いといえるでしょう。
その点、ノーコック打法なら、意識過剰がなくなるはず。ぜひ一度試してみてください。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #146」より(放送・見逃し配信中)
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