国内女子
若手花盛り! 国内女子ツアーは戦国時代へ?
2007年12月29日(土)午後0:35
今季シード選手の名前が大きく入れ替わった国内女子ツアー。史上最年少賞金女王の誕生で大いに湧いたが、その上田桃子が米女子ツアーへの挑戦を表明し、今後賞金女王レースは益々激戦が予想される。
「今は誰が勝ってもおかしくない時代。必死に頑張らないと予選さえ通れない」と言うのは今季賞金ランク15位につけた茂木宏美。その言葉通り今季は、佐伯三貴のプロ入り最短優勝記録あり、QT上位からツアー出場権を得た張娜(中)や三塚優子の優勝ありと、新勢力の活躍が目立った1年だった。
「まるでジュニアの試合の延長のよう」と、伊藤園レディスで復活Vを遂げた北田瑠衣だが、二十歳前後の上田、横峯さくら、諸見里しのぶ、有村智恵、原江里菜ら、つい最近までジュニアの試合で優勝争いを演じていた選手たちが、ランク上位に食い込んでいる。
そんな中、新女王候補の筆頭といえばやはり横峯だろう。今季はシーズン終盤に勝星を挙げられず、1歳年下の上田に賞金女王のタイトルを譲ったが、先輩の意地にかけても来年は女子ツアーNo.1の称号を勝ち取りたいと思っているはず。圧倒的な飛距離を武器にデビュー当初からツアーを席巻してきた横峯のタイトル奪取はなるのか? ファンならずとも気になるところだ。
対抗馬は06年賞金女王の大山志保と古閑美保あたりだが、諸見里と佐伯の線もないわけではない。また北京オリンピックに湧く中国出身の張娜にも大きな期待がかかる。今季デビューしていきなり4勝を挙げ賞金ランク5位に食い込んだ中国のパイオニアは、ゴルフを始めてまだ6、7年しかたっていない。「経験がないからアップダウンのきついコースで、傾斜から打つ技術がまだない」とコーチの魏京生氏は語っており、今後さらに経験を積み技術を向上させれば、今以上に強くなる可能性を秘めている。オリンピックイヤーの08年、張娜が賞金レースの鍵を握りそうだ。
「今は誰が勝ってもおかしくない時代。必死に頑張らないと予選さえ通れない」と言うのは今季賞金ランク15位につけた茂木宏美。その言葉通り今季は、佐伯三貴のプロ入り最短優勝記録あり、QT上位からツアー出場権を得た張娜(中)や三塚優子の優勝ありと、新勢力の活躍が目立った1年だった。
「まるでジュニアの試合の延長のよう」と、伊藤園レディスで復活Vを遂げた北田瑠衣だが、二十歳前後の上田、横峯さくら、諸見里しのぶ、有村智恵、原江里菜ら、つい最近までジュニアの試合で優勝争いを演じていた選手たちが、ランク上位に食い込んでいる。
そんな中、新女王候補の筆頭といえばやはり横峯だろう。今季はシーズン終盤に勝星を挙げられず、1歳年下の上田に賞金女王のタイトルを譲ったが、先輩の意地にかけても来年は女子ツアーNo.1の称号を勝ち取りたいと思っているはず。圧倒的な飛距離を武器にデビュー当初からツアーを席巻してきた横峯のタイトル奪取はなるのか? ファンならずとも気になるところだ。
対抗馬は06年賞金女王の大山志保と古閑美保あたりだが、諸見里と佐伯の線もないわけではない。また北京オリンピックに湧く中国出身の張娜にも大きな期待がかかる。今季デビューしていきなり4勝を挙げ賞金ランク5位に食い込んだ中国のパイオニアは、ゴルフを始めてまだ6、7年しかたっていない。「経験がないからアップダウンのきついコースで、傾斜から打つ技術がまだない」とコーチの魏京生氏は語っており、今後さらに経験を積み技術を向上させれば、今以上に強くなる可能性を秘めている。オリンピックイヤーの08年、張娜が賞金レースの鍵を握りそうだ。