レッスン
飛距離アップ作戦 ドローボールを自分のものにする
2023年5月10日(水)午後0:21
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飛距離を伸ばすためにはいくつかの方法がありますが、その中のひとつに“スイング軌道の修正”があります。特に一般アマチュアゴルファーの場合、コスリ球になって飛距離をロスしやすいアウトサイドインの軌道になっている人が多く、これをイントゥインに変えるだけで、飛距離が大幅にアップすることがあります。
今回はその修正方法についてレッスンしましょう。
自分の軌道がどうなっているかは、弾道計測器のクラブパス(インパクトエリアでのクラブヘッドの動き)の数値を見ると一目瞭然です。この数値が「±0」の場合はストレート軌道。「-(マイナス)」の場合はアウトサイドイン、「+(プラス)」の場合はインサイドアウトになっているということです。見た目のスイングがアウトサイドインでも、クラブパスは「+」になっている人もいるので、これに関しては弾道計測器でチェックすることをオススメします。
さて、レッスンです。第一段階として、アドレスの向きを変えるところから始めましょう。
一般的にフェードヒッターを含めた右に曲げる人は、目標よりも左を向いて構える傾向があります。それが証拠に、フェードヒッターは左サイドの障害物が気になるはず。一方、ドローヒッターは右を向いて構える傾向があり、フェードヒッターには目に入らない右サイドの木の枝などが気になったりします。
だから、アウトサイドイン軌道の人は、思い切って右を向いて構えてください。そして、構えたら右足を半歩ほど引きましょう。そうすれば体の右サイドにスペースができるので、ここにヘッドを落とすつもりでスイングしてください。
これだけで、クラブパスの「-」は大幅に減少するはずですが、さらに次のことをやってみましょう。
まず、フェードヒッターはフェースが開いていることが多いので、体の正面でクラブが地面と平行になるようにして構え、トゥが12時を向くようにセットして握り直します。また、バックスイングでクラブが腰のあたりまで来たとき、フェースの向きが地面方向を向くようにしましょう。
そして、ボールの位置も、いつもより少し右足寄りに置くようにするといいでしょう。さらに付け加えれば、大げさに右足を引くなどして、一度極端なドローボールを打っておくことも大事です。
このような打ち方をすると、フェードヒッターは、ものすごく右を向き、クラブも極端なぐらいインから下ろしているような感じがすると思いますが、実際はそれでようやく真っ直ぐというケースが多いもの。練習ではこれぐらい極端にやってみてください。
そして球がつかまるようになったら、そのときの目線や感覚をしっかり体に覚え込ませましょう。そうすれば普通に立ってもドローボールが打てるようになり、飛距離も確実にアップするはずです。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #40」より(放送・見逃し配信中)
今回はその修正方法についてレッスンしましょう。
自分の軌道がどうなっているかは、弾道計測器のクラブパス(インパクトエリアでのクラブヘッドの動き)の数値を見ると一目瞭然です。この数値が「±0」の場合はストレート軌道。「-(マイナス)」の場合はアウトサイドイン、「+(プラス)」の場合はインサイドアウトになっているということです。見た目のスイングがアウトサイドインでも、クラブパスは「+」になっている人もいるので、これに関しては弾道計測器でチェックすることをオススメします。
さて、レッスンです。第一段階として、アドレスの向きを変えるところから始めましょう。
一般的にフェードヒッターを含めた右に曲げる人は、目標よりも左を向いて構える傾向があります。それが証拠に、フェードヒッターは左サイドの障害物が気になるはず。一方、ドローヒッターは右を向いて構える傾向があり、フェードヒッターには目に入らない右サイドの木の枝などが気になったりします。
だから、アウトサイドイン軌道の人は、思い切って右を向いて構えてください。そして、構えたら右足を半歩ほど引きましょう。そうすれば体の右サイドにスペースができるので、ここにヘッドを落とすつもりでスイングしてください。
これだけで、クラブパスの「-」は大幅に減少するはずですが、さらに次のことをやってみましょう。
まず、フェードヒッターはフェースが開いていることが多いので、体の正面でクラブが地面と平行になるようにして構え、トゥが12時を向くようにセットして握り直します。また、バックスイングでクラブが腰のあたりまで来たとき、フェースの向きが地面方向を向くようにしましょう。
そして、ボールの位置も、いつもより少し右足寄りに置くようにするといいでしょう。さらに付け加えれば、大げさに右足を引くなどして、一度極端なドローボールを打っておくことも大事です。
このような打ち方をすると、フェードヒッターは、ものすごく右を向き、クラブも極端なぐらいインから下ろしているような感じがすると思いますが、実際はそれでようやく真っ直ぐというケースが多いもの。練習ではこれぐらい極端にやってみてください。
そして球がつかまるようになったら、そのときの目線や感覚をしっかり体に覚え込ませましょう。そうすれば普通に立ってもドローボールが打てるようになり、飛距離も確実にアップするはずです。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #40」より(放送・見逃し配信中)
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