初日のフォアボール（2選手がそれぞれのボールでプレーし各ホールの良い方のスコアを採用）マッチ。チーム・ジャパンは優勝候補の一角、スウェーデンチームと同組でプレーする。

　いよいよ現地時間18日に開幕する第4回ワールドカップ女子ゴルフ（南ア、サンシティ、ゲイリー・プレイヤーCC）。世界20か国から40人の精鋭が集い、チーム戦でナンバー1を競うわけだが、大会前に行われたレセプションでは敵味方関係なく、和気あいあいムードで、会場は華やかな雰囲気に包まれた。

　そんな中、初日、諸見里しのぶ＆佐伯三貴の日本チームと同組でプレーする、スウェーデンチームのマリア・ヨースが記者会見に臨み、「きっと面白い戦いになる」とコメントした。「しのぶのことはLPGAツアーでプレーしていたから、もちろん知っています。日本でも会ったことがあるし。もう1人のミキについて予備知識はないけれど、一緒に回るのは歓迎です。でも他人のことは気にしていられない。コースもタフだし、自分たちのプレーに集中しなければ」とヨース。

　スウェーデンはツアー屈指の飛ばし屋ヨースと、男子の試合にチャレンジしたこともあるソフィ・グスタフソンのパワフルなコンビで優勝を狙う。しかし日本チームも日本女子オープン覇者の諸見里、ツアー最短優勝記録を持つ佐伯と決して負けてはいない。昨年よりラフが長く難易度を増したコースを、持ち前のチームワークで攻略してくれるに違いない。