来月の18日から20日にかけ、南アフリカのサンシティで行われる2008年ワールドカップ女子ゴルフの出場国及びメンバーが正式発表され、チーム・ジャパンが強豪国として本命の一角を担うことになった。

　前回は20歳の新星ジュリエッタ・グラナダの大活躍でパラグアイチームが圧勝を飾ったが、今回日本チームは、日本女子オープンチャンピオンの諸見里しのぶと、ツアー最短優勝記録を持つ佐伯三貴のペアが参戦。ディフェンディング・チャンピオンのパラグアイをはじめ、ジュリー・インクスター＆パット・ハーストのベテランを擁するアメリカチームらを相手に、3年ぶりのトロフィー奪還を目指す。

　実は海外でも日本チームの前評判は高く、諸見里について「アマチュア時代輝かしい戦績を残し、今季はナショナルオープンを制した若きヒロイン」と紹介。佐伯に関しても「人気者・宮里藍の持つツアー最短記録146日を更新する112日で初優勝を飾ったシンデレラ」と表現し、チーム力の高さを評価している。

　前回、上田桃子とのコンビで14位タイに沈み、悔し涙を流しリベンジを誓う諸見里。そして今季メジャー初挑戦の全英リコー女子オープンで日本人最高の7位タイに食い込んだ佐伯のコンビがどんな戦いぶりを見せてくれるのか、1か月後が楽しみになってきた。