レッスン
3パットを減らすパッティング~ロングパットを1ヤード以内に寄せるためには 高橋友希子メソッド
2022年6月22日(水)午後0:48
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今回は、スコアを大きく左右するパッティングについて2つのレッスンをしましょう。
まずは、ロングパットでの距離感の養い方。10ヤード以上のロングパットになるとファーストパットでまったく寄らず、最終的に3~4パットになってしまう人も多いはず。そうならないための練習法を紹介します。
考え方として、ロングパットは1クラブ以内(半径1メートル以内の円内)に寄せることができればOKです。そこで練習の際は、打つ前にカップのところに行き、半径1メートルの円を頭の中で描き、その円の中に入れるというイメージを抱きましょう。
そしてボールの位置に戻ったら、最初はその円内に入れるつもりで、少し重心を下げた姿勢から、3球ほど手で転がしてみてください。これをやることで、どれくらいのスピードで転がしたときにピンに近づくのかがつかめるようになります。
次にカップを見たまま連続素振りをしましょう。これをすることによって、距離が脳にインプットされるので、イメージが出やすくなります。
素振りでイメージがつかめたら、今度はカップを見たままボールを打ちましょう。これも円の中に入れるつもりで打ってください。
そして最後に、ボールを見ながら打つわけですが、構えてからカップを見てボールに視線を戻したら、3秒以内に打つことを心掛けてください。3秒以上経ってから打つと、体に余計な力が入ってしまったり、距離のイメージが薄れて距離感を合わせるのが難しくなるからです。また3秒以内に打つと、ストロークのリズムも整いやすくなります。
もうひとつは、1メートルを確実に沈めるためのレッスンです。
短い距離を失敗しないためには、軸がブレないように下半身を安定させることと、フェース面がブレないようにストロークすることが大事です。
この2つを実現するためのポイントになるのは、ストローク中、右ヒザの角度を変えないことと、アドレスをしたときの右手首の角度をキープすることです。
なお、右手首の角度に関しては、角度をしっかりつけたほうがストロークしやすい人と、角度をつけすぎないほうが腕がスムーズに振れる人とに分かれるので、自分に合う角度を見つけるようにしてください。
それと、短い距離ではヘッドの軌道を安定させることも重要になってきます。
皆さんにオススメしているのは、ボールに対して構えたら、一度パターのヘッドを左足のツマ先前に置き、「そこにヘッドを出す」ことをイメージする方法です。そして実際のストロークでは、イメージしたところにヘッドを出すようにします。そうすることで真っ直ぐの軌道でボールが打てるようになります。
また、普段の練習では、スティックかクラブ、糸(室内ならば床にテープを貼っても可)でガイドラインを作り、軌道がブレないように打つ練習も効果的です。
ヘッドの動きが不安定な人は、左手の小指、薬指、中指をしっかり握ってみましょう。ヘッドの動きが安定しますよ。
★CS放送ゴルフネットワーク「プレメンレッスン!Season4 高橋友希子メソッド #4」より(放送・見逃し配信中)
まずは、ロングパットでの距離感の養い方。10ヤード以上のロングパットになるとファーストパットでまったく寄らず、最終的に3~4パットになってしまう人も多いはず。そうならないための練習法を紹介します。
考え方として、ロングパットは1クラブ以内(半径1メートル以内の円内)に寄せることができればOKです。そこで練習の際は、打つ前にカップのところに行き、半径1メートルの円を頭の中で描き、その円の中に入れるというイメージを抱きましょう。
そしてボールの位置に戻ったら、最初はその円内に入れるつもりで、少し重心を下げた姿勢から、3球ほど手で転がしてみてください。これをやることで、どれくらいのスピードで転がしたときにピンに近づくのかがつかめるようになります。
次にカップを見たまま連続素振りをしましょう。これをすることによって、距離が脳にインプットされるので、イメージが出やすくなります。
素振りでイメージがつかめたら、今度はカップを見たままボールを打ちましょう。これも円の中に入れるつもりで打ってください。
そして最後に、ボールを見ながら打つわけですが、構えてからカップを見てボールに視線を戻したら、3秒以内に打つことを心掛けてください。3秒以上経ってから打つと、体に余計な力が入ってしまったり、距離のイメージが薄れて距離感を合わせるのが難しくなるからです。また3秒以内に打つと、ストロークのリズムも整いやすくなります。
もうひとつは、1メートルを確実に沈めるためのレッスンです。
短い距離を失敗しないためには、軸がブレないように下半身を安定させることと、フェース面がブレないようにストロークすることが大事です。
この2つを実現するためのポイントになるのは、ストローク中、右ヒザの角度を変えないことと、アドレスをしたときの右手首の角度をキープすることです。
なお、右手首の角度に関しては、角度をしっかりつけたほうがストロークしやすい人と、角度をつけすぎないほうが腕がスムーズに振れる人とに分かれるので、自分に合う角度を見つけるようにしてください。
それと、短い距離ではヘッドの軌道を安定させることも重要になってきます。
皆さんにオススメしているのは、ボールに対して構えたら、一度パターのヘッドを左足のツマ先前に置き、「そこにヘッドを出す」ことをイメージする方法です。そして実際のストロークでは、イメージしたところにヘッドを出すようにします。そうすることで真っ直ぐの軌道でボールが打てるようになります。
また、普段の練習では、スティックかクラブ、糸(室内ならば床にテープを貼っても可)でガイドラインを作り、軌道がブレないように打つ練習も効果的です。
ヘッドの動きが不安定な人は、左手の小指、薬指、中指をしっかり握ってみましょう。ヘッドの動きが安定しますよ。
★CS放送ゴルフネットワーク「プレメンレッスン!Season4 高橋友希子メソッド #4」より(放送・見逃し配信中)
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