レッスン
青山加織のプレメンレッスン第3回「クリーンに打つだけでは不十分。50~70ヤードのバンカーショットでグリーンを捉える裏技とは?」
2025年6月25日(水)午後1:52

今回のプレメンレッスンは、青山加織プロの第3回です。
熊本県出身で、10歳の時に坂田塾に入門し、小学生でプロのトーナメントに出場(当時史上最年少)したほか、アマチュア時代に数々のタイトルを獲得した青山プロ。2007年にプロ入りし、現在はツアーに出場しながら、アマチュアゴルファーへの指導や、ゴルフの普及活動に積極的に取り組んでいます。
そんな青山プロに、「上達のために必要なことは何か?」と尋ねてみると、「目標を設定すること」だという答えが返ってきました。
「漠然と『上手くなりたい』というのではなく、スコアでもスイングでもいいので、目標を明確にすることが大事です。そしてそれを達成するために頑張る。そうすれば確実に上達します。アマチュアゴルファーの中には、『10年間ゴルフをやっているけど、いつまで経っても100が切れなくて…』という人がいますが、本当に切ろうと思えば絶対に切れます。また、レッスンをする我々にしても、目標をしっかり伝えてもらった方が、効果のある指導ができます」
さて、今回のテーマは、「距離のあるバンカーショットを克服する」です。
もともと苦手な人が多いバンカーショットですが、50~70ヤードと距離が長くなるとさらに難しくなります。このように長い距離が残った場合、どう打てばいいかをレッスンしてもらいました。
「バンカーからボールを遠くへ飛ばすためには、ボールをクリーンに打っていかなくてはいけませんが、これがなかなか難しい。クリーンに打とうとして、ボールの赤道にリーディングエッジを合わせて構えるのはいいのですが、この構えからスイングするとシャフトが右に倒れてハンドレイト気味になってしまい、ウェッジのソール部分に当たってトップしてしまうことが多いのです」
トップするとグリーンを大きくオーバーしてしまったり、アゴが高い場合はボールがアゴに当たり、最悪の場合はバンカーから脱出できなくなります。また、「トップしたらどうしよう」と思うと、インパクトで手元が緩んでしまいダフリが出ることも。アマチュアゴルファーの中には、このようにトップとダフリを繰り返す人が多いと青山プロはいいます。
そこで、そのようなミスを繰り返さないためのとっておきの“裏技”をお教えしましょう。ポイントは次の5つです。
・クラブを最大限短く持つ
・ボールを右足の前に置く
・リーディンググエッジをボールの赤道に合わせて構え、その状態から20~30度フェースをかぶせる
・ボールをフェースの真ん中ではなく、トゥ側に合わせる
・距離感はフェアウェイと同じ。50ヤードの場合は、フェアウェイで50ヤードを打つ振り幅でスイングする
この5つのポイントをきちんと守って打つだけで、確実にボールを飛ばせ、グリーンにボールを運ぶことができます。また、この打ち方を覚えておけば、100ヤードを越えるフェアウェイバンカーでもグリーンに乗せることができます。ぜひ試してみてください。
熊本県出身で、10歳の時に坂田塾に入門し、小学生でプロのトーナメントに出場(当時史上最年少)したほか、アマチュア時代に数々のタイトルを獲得した青山プロ。2007年にプロ入りし、現在はツアーに出場しながら、アマチュアゴルファーへの指導や、ゴルフの普及活動に積極的に取り組んでいます。
そんな青山プロに、「上達のために必要なことは何か?」と尋ねてみると、「目標を設定すること」だという答えが返ってきました。
「漠然と『上手くなりたい』というのではなく、スコアでもスイングでもいいので、目標を明確にすることが大事です。そしてそれを達成するために頑張る。そうすれば確実に上達します。アマチュアゴルファーの中には、『10年間ゴルフをやっているけど、いつまで経っても100が切れなくて…』という人がいますが、本当に切ろうと思えば絶対に切れます。また、レッスンをする我々にしても、目標をしっかり伝えてもらった方が、効果のある指導ができます」
さて、今回のテーマは、「距離のあるバンカーショットを克服する」です。
もともと苦手な人が多いバンカーショットですが、50~70ヤードと距離が長くなるとさらに難しくなります。このように長い距離が残った場合、どう打てばいいかをレッスンしてもらいました。
「バンカーからボールを遠くへ飛ばすためには、ボールをクリーンに打っていかなくてはいけませんが、これがなかなか難しい。クリーンに打とうとして、ボールの赤道にリーディングエッジを合わせて構えるのはいいのですが、この構えからスイングするとシャフトが右に倒れてハンドレイト気味になってしまい、ウェッジのソール部分に当たってトップしてしまうことが多いのです」
トップするとグリーンを大きくオーバーしてしまったり、アゴが高い場合はボールがアゴに当たり、最悪の場合はバンカーから脱出できなくなります。また、「トップしたらどうしよう」と思うと、インパクトで手元が緩んでしまいダフリが出ることも。アマチュアゴルファーの中には、このようにトップとダフリを繰り返す人が多いと青山プロはいいます。
そこで、そのようなミスを繰り返さないためのとっておきの“裏技”をお教えしましょう。ポイントは次の5つです。
・クラブを最大限短く持つ
・ボールを右足の前に置く
・リーディンググエッジをボールの赤道に合わせて構え、その状態から20~30度フェースをかぶせる
・ボールをフェースの真ん中ではなく、トゥ側に合わせる
・距離感はフェアウェイと同じ。50ヤードの場合は、フェアウェイで50ヤードを打つ振り幅でスイングする
この5つのポイントをきちんと守って打つだけで、確実にボールを飛ばせ、グリーンにボールを運ぶことができます。また、この打ち方を覚えておけば、100ヤードを越えるフェアウェイバンカーでもグリーンに乗せることができます。ぜひ試してみてください。
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