テクノロジーと女性のパワーが、球聖ボビー・ジョーンズ（米）時代にはあり得なかった事態を引き起こした。

　現地時間26日開幕のメジャー第3戦、全米女子オープンが行われるインターラチェンCC（ミネソタ州エディナ）は、1930年にジョーンズが優勝した全米オープンが行われた舞台。この年、ジョーンズは年間グランドスラム（当時は全米アマ、全英アマ、全米オープン、全英オープン）を達成しており、その輝かしい実績を彩ったのがこの場所というわけだ。

　だが、今大会のセッティングは6,789ヤードのパー73。パー5が5つあり、1930年より117ヤードも長くなった。もちろん78年の間には、ボールやクラブが画期的に進化しており、プレーヤーの体格なども変わってきている。それを考えても、やはり女子の大会であることを考えると、隔世の感があるようだ。