女子ゴルフ界が新たなヒロイン誕生の予感に包まれている。

　現地時間27日に行われたLPGA下部ツアーのデュラメッド・フューチャーズツアー、ハラペニョ・ゴルフ・クラシック（3日間54ホール）で、最終ラウンドを8アンダー64でプレーした17歳のビッキー・ハースト（米）が、通算18アンダーで優勝。99年にグレース朴（韓）がマークしたこれまでのツアー記録、通算16アンダーを塗り替える快挙を達成した。

　朴はその後、LPGAツアーに昇格し、04年にクラフト・ナビスコ選手権を制するなどツアー6勝を挙げている実力者。その若き日の記録を上回ったハーストの可能性は大きそうだ。

　まもなく高校を卒業するハーストは、今週から開催される米女子ツアー、セムグループ選手権（5月1?4日、オクラホマ州ブロークンアロー、セダー・リッジCC）に出場予定となっている。