ポールポジションを守ったロレーナ・オチョア（メキシコ)に韓国包囲網が敷かれた。

　オチョアの母国メキシコはモレリアのトレス・マリアス・レジデンシャルGCを舞台に行われているコロナ選手権は、現地時間の11日、第2ラウンドの競技を終了。第1ラウンド首位タイ発進のオチョアがノーボギーの7アンダー66をマークし、通算14アンダーで単独トップを守った。

　1打差の2位に、この日10バーディ（1ボギー)を量産したインビー・パーク（韓)が続き、通算11アンダー3位にキム・ソンヒ（韓)、通算9アンダー4位にナ・エン・チョイ（韓)。2位から6位までを韓国勢が独占している。

「ノーボギーのゴルフができたし、ギャラリーがたくさんいて気分は最高です。このまま突っ走って日曜日はトロフィーを抱きたい」と3週連続優勝に意欲を見せるオチョア。今季は4戦3勝で、前週のクラフト・ナビスコ選手権でも後続に5打差をつけて逃げ切っており、首位に立ったときの勢いは誰にも止められない。地元のギャラリーの声援に後押しされ、今回もただひたすら優勝に向かうだけだ。

　尚、第1ラウンド3位タイの好発進を切ったカリン・コーク（スウェーデン)はスコアを伸ばせず、通算4アンダーで9位タイに後退。ディフェンディング・チャンピオンのシルビア・カバレリ（伊)は通算2オーバー34位タイと伸び悩んでいる。