海外男子
自作自演? T.マッテソン、プレーオフを制す!
2009年10月26日(月)午前10:28
本戦の上がり2ホール連続ボギーで後続に並ばれ、新人2人とプレーオフを戦うハメになったトロイ・マッテソン(米)だが、最後は自力で3年ぶりのツアー2勝目をもぎ取った。
米男子ツアーのフォールシリーズ第3戦、フライズ・ドットコム・オープンはアリゾナ州スコッツデールのグレイホークGCを舞台に現地時間の25日、最終ラウンドを終了。通算18アンダーでマッテソン、プロ2戦目のリッキー・ファウラー(米)、プロ4戦目のジェイミー・ラブマーク(米)の3人が並び、結果はプレーオフに持ち越された。
18番で行われたサドンデス1ホール目。確実に2打目でグリーンをとらえたマッテソンとファウラーに対し、フェアウェイのもっとも良いポジションからピンを狙ったラブマークの打球はグリーン右手前の池につかまったかと思われた。ところが一旦池に落ちた打球が跳ね返って岸にとどまり九死に一生。2オン2パットのパーに収めた2人とともに、池の淵からピンそば1.2メートルに寄せたラブマークがサドンデス2ホール目にコマを進めた。
しかし続く17番で明暗が分かれる。本戦ではパーセーブに失敗したマッテソンがセカンドショットをピンそば1メートル弱に寄せて楽々バーディ。パーにとどまった2人を振り切って、29歳が意地の勝利をもぎ取った。これで賞金ランクもシード圏外の131位から一気に50位台にジャンプアップ。安心してシーズン終盤を過ごせることになった。
2日目、3日目と連日『61』をマークし36ホールのツアーベストスコア(122)を記録したマッテソン。最終日は後続に3打差をつけ逃げ切り態勢に入っていたが、20歳のファウラーの強烈な追い上げに及び腰となり、ドライバーを持たずに徹底して刻む作戦に出た。しかし刻んでショットを曲げるという悪循環に陥り、17番ではグリーン手前から寄らず入らずのボギー、18番もセカンドをバンカーに入れて連続ボギーでファウラーとラブマークに並ばれてしまった。だがプレーオフでは本戦で手痛いミスを冒した17番でバーディを奪い決着をつけホッと胸をなで下ろした。
それにしても先月までアマチュアだったファウラーとラブマークの健闘は、ポストタイガー世代の台頭を強く印象づけた格好。アジア、欧州に続き、今後アメリカでもヤングジェネレーションがツアーを賑わしてくれそうだ。
その他、通算16アンダー4位タイにティム・クラーク(南ア)と賞金ランク124位のビル・ルンデ(米)が入り、この日9アンダー61と爆発したマイク・ウィアー(カナダ)が通算15アンダー6位タイに順位を上げて4日間の競技を終えた。
尚、今田竜二は予選で姿を消している。
米男子ツアーのフォールシリーズ第3戦、フライズ・ドットコム・オープンはアリゾナ州スコッツデールのグレイホークGCを舞台に現地時間の25日、最終ラウンドを終了。通算18アンダーでマッテソン、プロ2戦目のリッキー・ファウラー(米)、プロ4戦目のジェイミー・ラブマーク(米)の3人が並び、結果はプレーオフに持ち越された。
18番で行われたサドンデス1ホール目。確実に2打目でグリーンをとらえたマッテソンとファウラーに対し、フェアウェイのもっとも良いポジションからピンを狙ったラブマークの打球はグリーン右手前の池につかまったかと思われた。ところが一旦池に落ちた打球が跳ね返って岸にとどまり九死に一生。2オン2パットのパーに収めた2人とともに、池の淵からピンそば1.2メートルに寄せたラブマークがサドンデス2ホール目にコマを進めた。
しかし続く17番で明暗が分かれる。本戦ではパーセーブに失敗したマッテソンがセカンドショットをピンそば1メートル弱に寄せて楽々バーディ。パーにとどまった2人を振り切って、29歳が意地の勝利をもぎ取った。これで賞金ランクもシード圏外の131位から一気に50位台にジャンプアップ。安心してシーズン終盤を過ごせることになった。
2日目、3日目と連日『61』をマークし36ホールのツアーベストスコア(122)を記録したマッテソン。最終日は後続に3打差をつけ逃げ切り態勢に入っていたが、20歳のファウラーの強烈な追い上げに及び腰となり、ドライバーを持たずに徹底して刻む作戦に出た。しかし刻んでショットを曲げるという悪循環に陥り、17番ではグリーン手前から寄らず入らずのボギー、18番もセカンドをバンカーに入れて連続ボギーでファウラーとラブマークに並ばれてしまった。だがプレーオフでは本戦で手痛いミスを冒した17番でバーディを奪い決着をつけホッと胸をなで下ろした。
それにしても先月までアマチュアだったファウラーとラブマークの健闘は、ポストタイガー世代の台頭を強く印象づけた格好。アジア、欧州に続き、今後アメリカでもヤングジェネレーションがツアーを賑わしてくれそうだ。
その他、通算16アンダー4位タイにティム・クラーク(南ア)と賞金ランク124位のビル・ルンデ(米)が入り、この日9アンダー61と爆発したマイク・ウィアー(カナダ)が通算15アンダー6位タイに順位を上げて4日間の競技を終えた。
尚、今田竜二は予選で姿を消している。








