海外男子
石川、メジャー初予選突破! 藤田26位タイ
2009年8月15日(土)午後0:48
- この記事のキーワード
石川遼がメジャー挑戦3戦目にして念願の予選突破を果たした。
現地時間14日に行われた第91回 全米プロゴルフ選手権(ミネソタ州ハゼルティン・ナショナルGC)第2ラウンド。69位タイからスタートした石川は、この日もボギーが先行する苦しい滑り出し。しかし難しい14番、16番で絶妙のバーディを奪って盛り返し、前半(10番スタート)を1オーバー37で折り返す。後半に入るとまたもピンチの連続で4番までに2つボギーを叩いたが「何があっても諦めずにアグレッシブに攻める」気持ちを持ち続けた結果、8番パー3でティーショットをピンそばおよそ50センチにぴたり。難なくバーディ奪取に成功。続く最終9番も果敢にピンを狙ったが、カラーからのサードショットはカップに弾かれ惜しくもパーでフィニッシュ。2日連続2オーバー74の通算4オーバーで後続を待つことになった。
その時点では予選突破には2打程度足りず「もう少し良いプレーがしたかった」と気落ちした様子だったが、午後になって風が強くなり上位がスコアを落とし、カットラインが通算4オーバーまで繰り下がったために、62位タイと滑り込みながら予選突破を確実なものにした。
決勝ラウンドは「良くても悪くても諦めずにプレーすることを心がけたい。それが今後の僕のゴルフにつながる」と語った石川。メジャーの舞台で最後までアグレッシブなゴルフを貫くつもりだ。
一方、初日17位タイの好スタートを切っていた藤田寛之は午後の難しいコンディションの中、ステディなプレーで2オーバー74にスコアをまとめると、「昨日の1アンダーより今日の2オーバーの方が充実感がある」と納得の笑顔。順位は26位タイ(通算1オーバー)に後退したが「後半グリーンが荒れてショートパットさえ素直に転がってくれない」難コンディションの中、パーを獲り続けたことが本人の中では大きかった。「まだ折り返し地点。日本人の中での順位がどうのこうのではなく、全体の中で少しでも上に行って日本のゴルフを世界にアピールしたい」と頼りになる男は、逞しい抱負を口にした。
しかし初日出遅れていた今田竜二は3オーバー75を叩いて通算7オーバー110位タイで予選落ち。背中痛が心配される片山晋呉は6オーバー78の大叩きで、通算9オーバー121位タイで決勝ラウンド進出を逃した。
また国内ツアーで活躍中のブレンダン・ジョーンズ(豪)が2アンダー70で回り、通算3アンダー2位タイに浮上。首位のタイガー・ウッズ(米)とは4打差あるが、優勝を狙える位置にぴたり。「今日はリラックスしていいゴルフが出来た。滅多にないことだけれどボギーを叩く気がしなくて、ゴルフが凄く簡単に思えた。メジャーで戦っているという変な意識も全くなかった」と無欲の勝利を強調したジョーンズ。サン・クロレラ クラシックでの石川との死闘が記憶に新しいが、オーストラリア出身の飛ばし屋が金星を狙う。
現地時間14日に行われた第91回 全米プロゴルフ選手権(ミネソタ州ハゼルティン・ナショナルGC)第2ラウンド。69位タイからスタートした石川は、この日もボギーが先行する苦しい滑り出し。しかし難しい14番、16番で絶妙のバーディを奪って盛り返し、前半(10番スタート)を1オーバー37で折り返す。後半に入るとまたもピンチの連続で4番までに2つボギーを叩いたが「何があっても諦めずにアグレッシブに攻める」気持ちを持ち続けた結果、8番パー3でティーショットをピンそばおよそ50センチにぴたり。難なくバーディ奪取に成功。続く最終9番も果敢にピンを狙ったが、カラーからのサードショットはカップに弾かれ惜しくもパーでフィニッシュ。2日連続2オーバー74の通算4オーバーで後続を待つことになった。
その時点では予選突破には2打程度足りず「もう少し良いプレーがしたかった」と気落ちした様子だったが、午後になって風が強くなり上位がスコアを落とし、カットラインが通算4オーバーまで繰り下がったために、62位タイと滑り込みながら予選突破を確実なものにした。
決勝ラウンドは「良くても悪くても諦めずにプレーすることを心がけたい。それが今後の僕のゴルフにつながる」と語った石川。メジャーの舞台で最後までアグレッシブなゴルフを貫くつもりだ。
一方、初日17位タイの好スタートを切っていた藤田寛之は午後の難しいコンディションの中、ステディなプレーで2オーバー74にスコアをまとめると、「昨日の1アンダーより今日の2オーバーの方が充実感がある」と納得の笑顔。順位は26位タイ(通算1オーバー)に後退したが「後半グリーンが荒れてショートパットさえ素直に転がってくれない」難コンディションの中、パーを獲り続けたことが本人の中では大きかった。「まだ折り返し地点。日本人の中での順位がどうのこうのではなく、全体の中で少しでも上に行って日本のゴルフを世界にアピールしたい」と頼りになる男は、逞しい抱負を口にした。
しかし初日出遅れていた今田竜二は3オーバー75を叩いて通算7オーバー110位タイで予選落ち。背中痛が心配される片山晋呉は6オーバー78の大叩きで、通算9オーバー121位タイで決勝ラウンド進出を逃した。
また国内ツアーで活躍中のブレンダン・ジョーンズ(豪)が2アンダー70で回り、通算3アンダー2位タイに浮上。首位のタイガー・ウッズ(米)とは4打差あるが、優勝を狙える位置にぴたり。「今日はリラックスしていいゴルフが出来た。滅多にないことだけれどボギーを叩く気がしなくて、ゴルフが凄く簡単に思えた。メジャーで戦っているという変な意識も全くなかった」と無欲の勝利を強調したジョーンズ。サン・クロレラ クラシックでの石川との死闘が記憶に新しいが、オーストラリア出身の飛ばし屋が金星を狙う。