欧州男子
40秒以内に打たないと1打罰? 欧州ツアーで時間制限導入へ
2017年10月24日(火)午後4:40
23日、欧州ツアーは2018年6月7日にオーストリアで開催するライオネス・オープン改め、2018ショット・クロック・マスターズから、ショットクロック(時間制限が設けられ、オーバーした選手には罰打が科される)を導入すると発表した。
【ショットクロックのルール】
・各組で最初にショットを打つ選手は50秒、2人目からは40秒以内に打たなくてはならない。
・1ラウンドにつき選手は2回までタイムアウトを取ることができる。この場合、50秒なら100秒、40秒なら80秒と倍の時間を使うことが可能。
・いずれも時間内に打つことが出来なければ1打罰が科せられる。
「スロープレーがなくなり、ラウンドの時間短縮にもつながる」と欧州ツアーの最高経営責任者、キース・ペレー氏は述べた。今年5月に開催されたゴルフシックスでは1ホールだけ試験的にショットクロックが導入され、実際に競技時間の短縮につながっている。
しかし、最終日のバックナインなど優勝が懸かっている選手たちにとっては、40~50秒で打たなければペナルティというのは負担になる恐れがある。導入後の選手たちの意見によって、予選ラウンドのみに適用などの変更はあるかもしれない。
また、アドレスをしてからのカウントなら問題なさそうだが、打つ地点に来てからのカウントだと風の読み、距離、番手選び等に時間をかけられなくなる。特に欧州の場合、大雨、突風が吹くことが多々あるが、途中でスイングを仕切り直すことも難しくなる。
タイムアウトはいつ宣言すればいいのか、どの動作からがショットとみなされカウントされるのかなど、厳密なルールを設定する必要がでてくるだろう。
【ショットクロックのルール】
・各組で最初にショットを打つ選手は50秒、2人目からは40秒以内に打たなくてはならない。
・1ラウンドにつき選手は2回までタイムアウトを取ることができる。この場合、50秒なら100秒、40秒なら80秒と倍の時間を使うことが可能。
・いずれも時間内に打つことが出来なければ1打罰が科せられる。
「スロープレーがなくなり、ラウンドの時間短縮にもつながる」と欧州ツアーの最高経営責任者、キース・ペレー氏は述べた。今年5月に開催されたゴルフシックスでは1ホールだけ試験的にショットクロックが導入され、実際に競技時間の短縮につながっている。
しかし、最終日のバックナインなど優勝が懸かっている選手たちにとっては、40~50秒で打たなければペナルティというのは負担になる恐れがある。導入後の選手たちの意見によって、予選ラウンドのみに適用などの変更はあるかもしれない。
また、アドレスをしてからのカウントなら問題なさそうだが、打つ地点に来てからのカウントだと風の読み、距離、番手選び等に時間をかけられなくなる。特に欧州の場合、大雨、突風が吹くことが多々あるが、途中でスイングを仕切り直すことも難しくなる。
タイムアウトはいつ宣言すればいいのか、どの動作からがショットとみなされカウントされるのかなど、厳密なルールを設定する必要がでてくるだろう。