アンが逆転V! 吉田最終ホールで涙のむ…
2014年4月6日(日)午後5:34
国内女子ツアーのヤマハレディースオープン葛城は6日、静岡県の葛城ゴルフ倶楽部 山名コースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。強風が吹き荒れる難コンディションの中、元賞金女王のアン・ソンジュ(韓)がイーブンパー72で回り、吉田弓美子を1打差で抑えて通算5アンダーで逆転優勝を飾った。
アンに1打差をつけ単独トップからスタートした吉田は、アンが7番パー3でバーディを奪った一方、9番をボギーとして前半終了時点で逆転を許す。その後、アンが16番でボギーを喫し、両者が通算5アンダーで首位に並んで18番を迎えるが、運命の最終ホールで吉田のパーパットはカップに嫌われ痛恨のボギー。ここできっちりとパーをセーブしたアンの前に1打差で涙をのんだ。
その他、前日の6位タイから今季2勝目を狙った森田理香子も大苦戦。3番パー5でボギーが先行すると、5番パー5のバーディで取り返すも、その後3つのボギーを喫して3オーバー75にとどまり、通算1オーバー8位タイに順位を落として4日間の競技を終えている。
その他上位陣は、通算2アンダー3位タイに1番でトリプルボギーを叩くなど2オーバー74と崩れた笠りつ子のほか、上がり3ホールで2つスコアを伸ばした原江里菜と馬場ゆかりが入り、リ・エスド(韓)が通算1アンダー単独6位となった。
また、大江香織が3アンダー69をマークして通算イーブンパー単独7位。4位タイから出たイ・ボミ(韓)は最終日に4オーバー76と大きくスコアを落とし、森田と同じ通算1オーバー8位タイで終戦している。