メジャー5戦連続予選突破の松山「噛み合ず」38位タイ
2013年8月11日(日)午前11:06
- この記事のキーワード
前日メジャー5大会連続予選突破の快挙を達成した松山英樹だったが、ムービングデーにスコアを伸ばすことが出来なかった。
現地時間10日に行われた米男子ツアー今季メジャー最終戦、第95回 全米プロゴルフ選手権(ニューヨーク州オークヒルCC)第3ラウンド。28位タイからスタートした松山は4つのバーディを奪いながらボギー5つ、ダブルボギー1つを叩いて3オーバー73とスコアを崩し、通算3オーバー38位タイに後退した。
アンダーパー(68)をマークした前日も後半は「(ショットに)違和感が出てしまった」と上がり4ホールで2ボギーを叩いたが、そのイヤな感触が抜けきれないまま始まった第3ラウンドでは出だしの1番でセカンドショットがグリーンに届かずボギー発進。4番パー5ではサードショットをピンそば1メートルにぴたりと寄せてバーディを奪ったものの、直後の5番ではセカンドがグリーン右の深いラフにつかまりアプローチに失敗。4打目も寄らずボギーパットも外して痛恨のダブルボギー。
中盤以降ショットがピンに絡む場面も多々見られ、14番では距離の長いバーディパットを沈める場面もあったが、続く15番ではボギーを叩くなど、バーディとボギーが交互に来る出入りの激しいラウンド。結局この日だけで3つスコアを落とし、キーガン・ブラッドリー(米)やブラント・スネデカー(米)らと並ぶ38位タイにとどまった。
「今ひとつ噛み合なかった」とスコアを伸ばしたかったムービングーデーにリーダーボードを後退し、悔しそうな表情を見せた松山。しかし上位争いには絡めなかったが、松山には全米オープンで最終日に『67』をマークし39位タイから一気にトップ10入り(10位タイ)した実績がある。明日はそのときの再現を期待したいものだ。
≪全米プロゴルフ選手権放送予定≫
http://www.golfnetwork.co.jp/original/pgachamp2013/