森田が猛チャージで2位タイ浮上! 首位は茂木、有村&横峯10位タイ
2012年9月22日(土)午後4:15
今大会で第40回を記念する国内女子ツアーのミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメントは22日、宮城県の利府ゴルフ倶楽部を舞台に第2ラウンドの競技を終了。ノーボギーの6アンダー66をマークした茂木宏美が通算10アンダーで単独トップに躍り出た。1打差の2位タイに、この日共に8つスコアを伸ばした森田理香子とリ・エスド(韓)が続き、来季の米女子ツアー挑戦を表明した有村智恵は通算5アンダーで10位タイにつけている。
前日首位に1打差の3位タイにつけた茂木はこの日、出だし直後の2番でバーディを奪い幸先の良いスタートを切ると、4番、9番でバーディを加え3アンダーで折り返す。後半に入っても勢いは衰えず、10番、12番、14番でリズム良くバーディを重ねて6アンダー66でホールアウト。後続に1打差ながら単独トップで最終日を迎えることになった。
また、この日圧巻のプレーを見せたのは1打差の2位タイで茂木を追走する森田とリ・エスド。森田は前半に5つ、後半に3つのバーディを量産しノーボギーの8アンダー64をマーク。リ・エスドも前半に6バーディを奪取すると後半に2つスコアを伸ばして同じく8アンダー64でラウンドした。
初日9位タイの有村は前半こそスコアカード通りの我慢のゴルフとなったが、後半に14番から3連続バーディを奪って3アンダー69。通算5アンダーとし、ディフェンディング・チャンピオンのフォン・シャンシャン(中)、横峯さくら、服部真夕らと並び10位タイで予選を突破した。首位と5打差は逆転可能な優勝射程圏内。悲願の賞金女王を手にするためにも、最終日のチャージで今季4勝目をつかみたい。
その他上位陣は、通算7アンダー4位タイに前日のトーナメントリーダーのひとり金田愛子、井芹美保子、姜秀衍(韓)の3人がつけ、通算6アンダー7位タイに佐伯三貴、不動裕理、表純子のベテラン勢。現在賞金ランクトップの全美貞(韓)は通算2アンダー25位タイ、同ランク2位のアン・ソンジュ(韓)、同4位の笠りつ子は通算1アンダー33位タイで決勝ラウンドに進出している。