R.カブレラ-ベロ、S.ウェブスターが首位並走!
2014年1月25日(土)午前10:27
欧州ツアー通算3勝目を狙うラファエル・カブレラ-ベロ(スペイン)だが、ムービングデーに苦しい戦いを強いられた。
欧州ツアーの中東シリーズ第2戦 コマーシャルバンク・カタール・マスターズ(カタール、ドーハGC)は現地時間24日、第3ラウンドの競技を終了。通算13アンダー単独首位でスタートしたカブレラ-ベロは上がり6ホールで2ボギーを叩き1オーバー73。通算12アンダーとして何とか首位の座を守ったものの、この日2つスコアを伸ばしたスティーブ・ウェブスター(英)に並ばれてしまった。
「今日は風があって難しかったし、パットも入らない。アプローチも今一つのラウンドだったけど、そんなに悪くはないと思う。最終日に向けて良い位置にいることが出来た」と苦笑したカブレラ-ベロ。攻めのゴルフで最終日も踏ん張り、2年ぶりの勝利に突き進みたい。
一方、初日にツアー初のアルバトロス発進を演じたウェブスターは、4番、5番で連続ボギーと序盤は今一つ。だが、7番でバーディを奪うと、11番、14番、15番とバーディを重ね、2アンダー70で通算12アンダーにスコアを乗せ、カブレラ-ベロに並んだ。「最初の6、7ホールはいったいどうしたのかよく分からないんだ。練習場ではすごく良いショットができていたのに、コースに出たらまるでゴルフをしたことがない人のように悪いショットを連発してしまった。でも、11番でパットを上手く入れて少し良くなった」とウェブスターもツアー通算3勝目に意欲的だ。
この日のベストスコア8アンダー64で回ったエイドリアン・サディエル(仏)、トーマス・エイケン(南ア)、トービヨン・オルセン(デンマーク)の3人が通算11アンダー3位タイに並び、ジョージ・コージー(南ア)が通算10アンダー6位タイに続いている。セルヒオ・ガルシア(スペイン)は通算9アンダー11位タイにつけた。
前日10位タイだったジョン・デイリー(米)は5オーバー77を叩いて通算3アンダー。2年連続賞金王を狙うヘンリック・ステンソン(スウェーデン)やマーティン・カイマー(独)と同じ44位タイに後退した。ギリギリで予選を通過したアーニー・エルス(南ア)は通算2アンダー53位タイと未だ上位進出のきっかけを見出せずにいる。