海外男子
石川、意地のアンダーパーで59位タイ 谷口68位タイ
2012年8月13日(月)午前8:44
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石川遼が今季メジャー最終戦の最終日、意地のアンダーパーをマークしわずかながら順位を上げてフィニッシュした。
米男子ツアーの全米プロゴルフ選手権は現地時間12日、サウスカロライナ州のキアワ・アイランド・ゴルフリゾートを舞台に最終ラウンドの競技を終え、石川と同世代のローリー・マキロイ(北アイルランド)が後続に8ストロークの大差をつける圧勝で幕を閉じた。ライバルの背中が遠く見えた今大会、しかし石川も最終日に盛り返し意地を見せた。
前日の雷雨で上位選手の多くが最終日に第3ラウンドの続きをプレー。石川の最終ラウンドは10番スタートの裏街道となった。前半はボギーが先行する苦しい滑り出しで17番パー3ではティーショットを曲げダブルボギーを叩いてしまう。しかし後半に入ると徐々にショットとパットが噛み合い始め、4番、5番で連続バーディ。さらに上がり3ホールで2つのバーディを追加して2アンダー70でホールアウト。通算7オーバー59位タイという結果は決して満足の行くものではなかったが、サンデーバックナインでのバーディラッシュは次のステップに向け自信となったはずだ。
谷口徹は結局4日間ともアンダーパーをマークすることが出来ず通算11オーバー68位タイで終戦。ちなみに、国内ツアーで活躍する金庚泰(韓)は通算10オーバー単独61位に終わっている。尚、藤田寛之は惜しくも1打差で決勝ラウンド進出を逃した。