世界ランキング K.ブラッドリー15位に躍進! 石川は67位
2012年8月7日(火)午前9:25
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ドラマチックな戦いを制したキーガン・ブラッドリー(米)が、米国時間6日発表の最新世界ランキングで28位から15位へと躍進した。
世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズ今季第3戦の米男子ツアー、WGC-ブリヂストン招待で、初日から単独トップで試合を引っ張っていたジム・フューリック(米)が、72ホール目に痛恨のダブルボギー。同じ組で回り1打差で追っていたブラッドリーがその最終18番で5メートルのパーパットをねじ込んで優勝をつかんだ。その甲斐あって世界ランキングを駆け上がったブラッドリーは勢いを得て、現地時間9日開幕の今季メジャー最終戦、全米プロゴルフ選手権(サウスカロライナ州、キアワ・アイランド・ゴルフリゾート)で連覇を狙う。
1位ルーク・ドナルド(英)、2位タイガー・ウッズ(米)、3位ローリー・マキロイ(北アイルランド)、4位リー・ウェストウッド(英)、5位ウェブ・シンプソン(米)の上位陣に変動はない。
全米オープンに続くまさかの自滅でまたも逆転負けに泣いたフューリックは、それでも34位から28位に浮上。最終日上がり3ホール連続バーディで追い上げ、フューリックと並ぶ2位タイに食い込んだスティーブ・ストリッカー(米)も3ランクアップして11位。単独4位に入ったルイス・ウーストハウゼン(南ア)も19位から16位へ浮上している。
また、WGCと同週開催で行われた米ツアー、リノ・タホ・オープンでツアー2勝目を飾ったJ.J.ヘンリー(米)が219位から134位にジャンプアップ。同大会上位の面々もそれぞれ大きく順位を上げた。米ツアー自己最高の単独2位に入ったアレシャンドレ・ローシャ(ブラジル)が840位から428位に急浮上したほか、単独3位のアンドレス・ロメロ(アルゼンチン)が112位から104位に、単独4位のジョン・マリンガー(米)が175位から153位に、5位タイの2人はジョン・デイリー(米)が238位から219位に、ジャスティン・レナード(米)は320位から275位へと躍進している。
日本勢は、WGC-ブリヂストン招待50位タイに終わった石川遼が、それでも68位から67位に1つ順位を上げているが、藤田寛之は76位から78位に、谷口徹は88位から90位へと順位を落としている。