欧州男子
H.ステンソン凱旋V王手! A.キロス1差3位タイ
2014年6月1日(日)午前11:10
昨季の欧米同時年間王者ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)が故郷での凱旋Vに王手をかけた。
欧州ツアーのノルデア・マスターズは現地時間31日、スウェーデンのPGAスウェーデンナショナルを舞台に第3ラウンドの競技を行い、4位タイからスタートしたステンソンが1イーグル、7バーディ(1ボギー)の猛チャージで8アンダー64をマーク。通算13アンダーまでスコアを伸ばし、ツアー未勝利の新鋭エディ・ペパレル(英)と首位の座を分け合い、今季初Vに一歩前進した。
「故郷でプレーするのは久しぶりだからね。ギャラリーの温かい声援が力になっている」と先日世界ランク2位に浮上したばかりのステンソン。「明日が凄く楽しみ。サンデーバックナインで優勝を狙えるポジションにつけていたい。スウェーデンで(欧州ツアーのイベントを)勝ったことがないので、是非キャリア最高の思い出を作りたい」と意欲を燃やしている。
そのステンソンを追いかける面々も多彩。1打差の3位タイに3年ぶりの復活Vを目指すアルバロ・キロス(スペイン)とスティーブン・ギャラハー(スコットランド)が並び、通算11アンダー単独5位にビクトル・ドゥブイソン(仏)がつけ、通算10アンダー単独6位にブラッドリー・ドレッジ(ウェールズ)。
果たしてステンソンが世界No.2の実力を見せつけ、僅差のアドバンテージを生かせるか注目だ。