石川、首位から5打差の15位タイ! 全英王者E.エルスは出遅れ…
2012年7月27日(金)午前10:33
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石川遼が米男子ツアー初優勝に向けてまずまずのスタートを切った。
現地時間26日に開幕した同ツアーのRBCカナディアン・オープン(カナダ、ハミルトンG&CC)。第1ラウンドは雷雲が近づいたため、途中で一時中断したが間もなく再開し、コースレコードの8アンダー62でプレーしたスコット・ピアシー(米)が単独首位に立った。グレッグ・オーウェン(英)、ウィリアム・マクガート(米)の2人が1打差で追走し、石川は3アンダー67でプレーして首位から5打差の15位タイにつけている。
フェアウェイキープ率79%、パーオン率67%とショットはまずまずで、パット数は28と今ひとつだが、それでも7バーディ、4ボギーの内容。この先、WGC-ブリヂストン招待(現地時間8月2?5日/オハイオ州、ファイアーストーンCC)、今季最後のメジャーとなる全米プロゴルフ選手権(現地時間8月9?12日/サウスカロライナ州、キアワ・アイランド・ゴルフリゾート)と続くビッグイベントを前に、弾みをつけるには上々の初日となった。
先週の全英オープンで大逆転優勝を飾ったばかりのアーニー・エルス(南ア)は、2オーバー72で112位タイと出遅れた。ドライバーが安定せずパットも不調。11番パー4でのトリプルボギーが響き苦しい展開となっている。
その他の主な選手は、チャール・シュワーツェル(南ア)、ビジェイ・シン(フィジー)のメジャー優勝者2人が5アンダー65で5位タイにつけており、レティーフ・グーセン(南ア)が2アンダー68で24位タイ、ジョン・デイリー(米)が1アンダー69で39位タイとなっている。
また、先週のトゥルー・サウスクラシックで今季初めてトップ10入りを果たした今田竜二は、イーブンパー70の66位タイで初日の競技を終えた。