欧州ツアーのマデイラ・アイランド・オープンは現地時間22日、ポルトガルのクラブ・デ・ゴルフ・ド・サント・デ・セラを舞台に最終ラウンドの競技を行う予定だったものの、4日連続の強風と雨、濃霧により規定の36ホール消化することが出来ないという判断に至り、キャンセルされることとなった。

　大会は3日間をかけて18ホールしか終えられず、昨年に引き続き36ホールに短縮されることが決定。しかしこの日も悪天候によりコースが浸水、プレーが不可能にとなり、第1ラウンドのすべてのスコアも無効となった。大会のキャンセルはツアー史上3回目。時期を変えてのリスケジュールが検討されている。

　18ホールを終えてトップに立っていたヨアキム・ハンセン（デンマーク）は「本当に残念。2つか3つ、良いラウンドを続けたかった」と無念な気持ちを吐露。レギュラー＆下部ツアーの両方にランキングされるとあって、しばしば未来のスター候補が輝きを見せる同大会だが、今年は残念な幕引きとなってしまった。

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