石川、藤田、谷口、高山が参戦 全米オープン
2012年6月14日(木)午前9:58
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第112回全米オープン(カリフォルニア州、オリンピックC)が現地時間14日に開幕する。日本からは、世界ランキングで出場権を得た石川遼、最終予選会で本戦切符を手にした藤田寛之、谷口徹、高山忠洋の4人が難コースに挑む。
3年連続出場となる石川は今季、積極的に米ツアーに出場し、春先のプエルトリコ・オープンで単独2位、2週前のザ・メモリアル・トーナメントで9位タイと順調に結果を出している。このまま行けば賞金ランキング125位以内に入り、来季の出場権を獲得できる可能性が高い中、メジャーでのさらなる活躍を目論んでいる。
藤田と高山の2人は、いずれも日本地区最終予選会のプレーオフを勝ち抜いての本戦出場だ。藤田は3年ぶり3度目、高山は6年ぶり2度目の挑戦で、大会の難しさはイヤと言うほど知っており、“我慢”という言葉を胸に大舞台に挑む。また、谷口は2年ぶり8度目の挑戦となるが、ベストフィニッシュがペブルビーチGLで行われた2010年大会の63位タイと散々な目に遭い続けている。その分リベンジをかけて乗り込んでおり、何かやってくれるかもしれない。
予選ラウンドの組み合わせは、石川が先週優勝のダスティン・ジョンソン(米)、リッキー・ファウラー(米)と、藤田は史上最年少出場の14歳アンディ・チャン(中)、マーク・ウィルソン(米)とプレーする。谷口はティム・クラーク(南ア)、ロッド・パンプリング(豪)と、高山はハンター・ハース(米)、リー・スラッテリー(英)とともにラウンドすることなっている。